60歳の手習い


 

            大和郡山市医師会々員 林 達雄


 本年の京整会(京都整形外科同門会)の新年会に出席したところ、受付けの時に、テーブル席の席札を渡されて吃驚しました。数少ないテーブル席は何時も教授、名誉教授、先輩の先生方と決まっており、他は立食パーティー式ですから、いつの間にか私も老人扱いされるようになったかと、ショックであった。考えてみると、昨年還暦を迎えており、月日の流れの速さに戸惑っているこの頃です。
 一昨年インターネットに興味を持ちパソコンを購入して始めました。難しくて、最初はワープロの代わりに使うぐらいにしかできなかったのですが、どうにか段々楽しくなりました。
 昨年秋、県医師会でもホームページが公開され、より迅速な情報の伝達に役だつと思いました。
 昨年の病診連携勉強会の特別講演に、大阪交野医師会の野村望先生のパソコン物語を拝聴して感激しました。その概要は交野医師会の中でパソコンクラブが出来て、パソコンに触れたことのない13名の中9名は60歳以上でしたが、同時にパソコンを始めました。野村先生の指導の下で、そのチャレンジの経過を物語ったのです。60歳以上の会員の方がより熱心で、失敗を繰り返して成長した経過が面白可笑しく、感動しました。
 一ヵ月もすると全員インターネットを接続し、三ヵ月で電子メールを開始、6ヵ月でホームページ開設にこぎ着き、驚異の成長ぶりでした。この事実により、経験の有無、高年齢に関係なく、努力すれば出来ると、勇気付けられた講演でありました。
 私達の世代はパソコンと縁が無く、入りにくいのは事実です。しかし触っていると少しずつわかる様になり、何か新しい事が出来るとその達成感が嬉しくてたまらないのです。新しい事にチャレンジする事は若さを保つ結果になると考えて頑張っています。
 今年の年賀状は自分のパソコンで作りました。デジタルカメラも購入して写真をパソコンに入れて遊んでいます。
 Eメールも外国にいる親戚とやり取りしています。Eメールのお陰で電話料がかなり節約出来ます。
 まだパソコンをされていない先生方にぜひ、この楽しいパソコンの導入をお勧め致します。




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