2019.06.06

水虫あれこれ

奈良県医師会 田邉 洋 これから梅雨の時期を迎えます。皮膚科にとっては水虫の患者の増える時期です。この季節に足の指の間や足の裏にじくじくした痒いぶつぶつができると、カビによる水虫がうつってしまったのか、心配ですね。 ここで申し上げておきたいのは、足や手に痒いぶつぶつができてもそれがすべて水虫とは限り ...続きを読む

2019.05.24

だれにもできる「運動」の勧め

みなさんは運動されていますか? 厚生労働省は「1回30分以上の運動を、週に2回以上実施し、それを1年以上継続する」運動習慣を勧めていますが、運動習慣を有する成人は国民全体の20―30%に過ぎないとされています。 なぜ運動が勧められるのでしょうか? 運動にはいろいろ良いことがありますが、最近は「運動が ...続きを読む

2019.05.16

小球性貧血と大球性貧血

奈良県医師会 大野仁嗣 貧血はヘモグロビン値(血色素量)によって診断します。成人男子は13 g/dl未満、成人女子は12 g/dl未満、小児や妊婦は11 g/dl未満が基準です。血液検査ではヘモグロビン値に加えて赤血球数とヘマトクリット値を測定し、これらの3つの値から平均赤血球容積(MCV)、平均赤 ...続きを読む

2019.05.02

果物による口腔アレルギー症候群 ―花粉症との関連性について―

奈良県医師会 井上孝文  最近、果物によるアレルギーの存在が広く知られるようになり、自分もそうではないかと心配して医療機関を受診する患者さんが増えているように思います。果物アレルギーには、摂取後にじんましん、呼吸困難、嘔吐、血圧低下など全身に症状がでる「即時型」と呼ばれるタイプと、口やのどに限局して ...続きを読む

2019.04.26

肺炎球菌ワクチン

平成26年10月から高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの定期接種が始まりました。平成31年3月には現在65歳以上のすべての方に接種勧奨の通知が届き、接種が終了する予定でした。しかし、接種を済まされた人は対象者の約40パーセントに留まっています。 肺炎は日本人の死因の常に上位を占める重篤な病気で、その95 ...続きを読む

2019.04.25

海外渡航者への感染症予防啓発について

海外では日本で発生していない感染症が多くあります。 海外に渡航される方は渡航先の感染症情報をしっかり調べて適切な感染症予防に努めましょう。 厚労省検疫所HP(FORTH)では、海外での感染症予防のポイント等が示されています。 また、奈良県HP内、疾病対策課のページでも輸入感染症に関する情報が閲覧でき ...続きを読む

2019.04.18

ピロリ菌と胃の病気

奈良県医師会 溝上晴久 「ピロリ菌」という言葉を、一度は聞いた事があると思います。正式には、ヘリコバクター・ピロリという名前で、人間の胃の中に生息している体長約0.004mmの小さな細菌です。生まれたばかりの赤ちゃんの胃の中にはいません。感染時期は、まだ免疫力が弱い5歳頃までの乳幼児期で、成人になっ ...続きを読む

2019.04.17

その胸やけ、胃食道逆流症かも?

「胸の下からみぞおちの方にかけて熱くなるような不快感」の事を、「胸やけ」といいます。そのほとんどは、「胃食道逆流症」によるものです。 胃食道逆流症とは、胃液が食道へ逆流して胸やけなどの症状を起こしたり、実際に食道炎ができている病気の事です。 食道と胃のつなぎ目は締まっており、食道に胃酸が逆流するのを ...続きを読む