奈良県感染症発生動向調査還元情報(週報)
(調査週) 平成22年 第8週 2月22日(月)~ 2月28日(日) 奈良県および二次医療圏別発生状況 (奈良県上位5疾患) (5週前からの動向)
順位 |
疾 患 |
定点当り |
奈良県 |
北 部 |
中 部 |
南 部 |
1
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感染性胃腸炎
|
9.40
|
→
|
→
|
→
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→~↓
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2
|
流行性耳下腺炎
|
1.09
|
→
|
→~↑
|
→~↓
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→
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3
|
水痘
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0.80
|
→
|
→~↓
|
→
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↓
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4
|
インフルエンザ
|
0.71
|
↓
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↓
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↓
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↓
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5
|
RSウィルス感染症 |
0.69
|
↓
|
↓
|
→~↓
|
↓
|
全県の動きと目立って異なる推移(定点当りの変化程度で実数ではない)を太い矢印で示す。
県北部地区概況 報告数は211例で、前週報告の235例からやや減少。上位5疾患は、①感染性胃腸炎、②インフルエンザ、③流行性耳下腺炎、
④水痘、⑤A群溶連菌咽頭炎=咽頭結膜熱の順。感染性胃腸炎の報告数は、増加。咽頭結膜熱の報告数も、増加。A群溶連菌咽頭炎の報告数は、
ほぼ横ばい。インフルエンザの報告数は、4週連続で減少(前週報告数45例)。水痘の報告数も、減少。流行性耳下腺炎の報告数は、やや減少。
なお、インフルエンザの定点報告は、30例(奈良市HC管内:18例、郡山HC管内:12例)報告があった。奈良市HCおよび郡山HC管内両基幹
定点からの報告はなかった。奈良市HCおよび郡山HC管内両眼科定点から、流行性角結膜炎の報告が各々1例づつ総計2例あった。また、
RSウイルス感染症が、奈良市HC管内から2例(0歳児:1例、3歳児:1例)、郡山HC管内から6例(0歳児:2例、1歳児:1例、3歳児:2例、
7歳児:1例)、総計8例報告された。 (村井 記)
県北部外来状況:外来患者数は、落ちついているが、花粉症で今後増えそうである。インフルエンザはほとんど無くなったが、局地的に流行が
まだある。感染性胃腸炎が流行している。小学生以上ではノロウイルスと思われるものが主体であるが、症状は軽く、嘔吐、嘔気、腹痛のみで
下痢が無い場合も多い。保育園の乳幼児ではロタウイルスの胃腸炎が流行してきた。症状は例年通りで、発熱と嘔吐、下痢、腹痛である。保護者
も感染している。流行性耳下腺炎も流行しており、季節外れの手足口病も増えている。 (矢追 記)
県中部地区概況 報告数は248から250例とほぼ横ばいであった。上位5疾患は、①感染性胃腸炎、②流行性耳下腺炎、③水痘、④A群溶連菌咽頭炎、
⑤突発性発疹 の順であった。インフルエンザは上位5疾患からはずれ、第7週の17例から8例になった。RSウイルス感染症は15例の報告があり、
葛城HCより8例(6~11ヶ月児2例、1歳児3例、2歳児3例)、桜井HCより7例(6~11ヶ月2例、1歳児4例、2歳児1例)の報告があった。
眼科定点より流行性角結膜炎1例の報告があった。基幹定点からの報告はなかった。 (徳田 記)
県中部外来状況:外来数はほぼ横ばい。インフルエンザはほぼ終焉の様子。高熱例があるが疑いは少なく検査希望もなくなった。アデノ様の例が
あるが検査陽性例はない。ノロウイルス様の嘔吐例が続く。ロタ陽性例もあり、弟から罹患の年長児もあった。流行性耳下腺炎、水痘の流行が続いて
いる。A群溶連菌例があり、1歳児で陽性例があった。 (岡本 記)
県南部地区概況 報告数(第7週→第8週)は57例→36例と減少。報告のあった疾患は①感染性胃腸炎(43例→27例)、②流行性耳下腺炎
(7例→7例)、③インフルエンザ(3例→1例)、③RSウイルス感染症(2例→1例)であった。感染性胃腸炎は 前週 今年最多報告数であったが、
今週は減少。インフルエンザも 減少。また、RS ウイルス感染症は2週連続の報告であるが、今週は内吉野保健所管内からの報告[=1歳・男]であった。
最後に、 基幹定点及び眼科定点からの報告はいずれもなかった。 (柳生 記)
県南部外来状況:外来数は多少の増減はあるが少なくなっている。花粉症が増加し始めている様子。インフルエンザを疑うものはなくなった。
RSウイルス感染症疑い例がまだやや見られる。感染性胃腸炎は第7週でノロウイルス疑い家族内感染例など増加したが第8週では減少傾向であった。
年長幼児でロタがあった。流行性耳下腺炎の流行が続いている。成人家族感染例もあり。アデノウイルス感染症、大学生のA群溶連菌咽頭炎例など
あった。水痘はなかった。 (山本 記)