2018.01.26

オピオイド鎮痛薬とは

  県医師会   井村 龍麿  オピオイド鎮痛薬とは、いわゆる医療用麻薬のことで一般的に多くは、がんの鎮痛目的に医師より処方される薬です。本文を読まれているほとんどの方にとって、現状はかかわりのない薬だと思いますが、医療用麻薬については身近な薬でないだけに、大きく誤解をされていることが多いのです。自 ...続きを読む

2017.12.11

副甲状腺ホルモンと原発性副甲状腺機能亢進症について

県医師会  井上孝文  みなさんは「カルシウム」と聞いて何を連想されますか?「カルシウムが不足すると骨が弱くなる」といったイメージをお持ちの方が多いのではないかと思います。実際、体内のカルシウムのうち99%は骨に分布しており、丈夫な骨を維持するためにはカルシウムは欠かせない存在です。また、カルシウム ...続きを読む

2017.08.18

タバコの害と肺気腫

県医師会    久保 良一  タバコが健康に及ぼすことは誰もが知っている事実です。しかし、そのことを知りながらも、未だに喫煙を続けている人が多いのも現状です。最近の日本の喫煙人口は推計で、男性では成人喫煙率30%、約1500万人、女性は8%、約520万人で、合計約2000万人程の喫煙者がいると言われ ...続きを読む

2017.08.04

経鼻内視鏡検査

 県医師会   城井 啓  本邦に多い胃十二指腸疾患に対し胃カメラは有用ですが、ピロリ菌感染者数減少に伴い増加している逆流性食道炎の診断にも優れた検査です。しかし、胃カメラは苦手という方が多いのが実情です。そのため、近年鼻から胃カメラを行う『経鼻内視鏡』が開発され、スクリーニング検査を中心に広がって ...続きを読む

2017.05.19

受けていますか? 大腸がん検診 ―大腸内視鏡施行医の立場からー

 県医師会   橋本 恵介  がんの中で大腸がんの割合は徐々に増えてきています。部位別がん罹患数では、男性が第3位・女性が第2位(女性は胃がんを抜いています)で、部位別がん死亡者数に至っては、女性が第1位、男性が第3位です。今や、3人に1人ががんになる時代と言われており、他人事とは到底思えません。ど ...続きを読む

2017.02.20

肥満は万病のもと

  県医師会    赤井 靖宏  わが国では肥満が増えています。特に男性では戦後から一貫して肥満度が上昇しています。みなさんはいかがですか? 「年を取るにつれてお腹がでてきた」という方も多いのではないでしょうか?  最近になって肥満は多くの病気の危険因子であることが分かってきました。糖尿病や高血圧が ...続きを読む

2016.10.07

B型肝炎ワクチンが定期接種になりました

県医師会     清益 功浩  肝臓(かんぞう)に炎症を起こすウイルスは現在、A型、B型、C型、D型、E型があり、B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスによって起こす肝炎です。主に血液や体液などを介して感染します。感染すると、約30%の人は、黄疸(おうだん)、発熱、倦怠感(けんたいかん)などの症状を起こす急 ...続きを読む

2016.07.22

大腸CT検査とは~仮想大腸内視鏡検査~

県医師会  溝上 晴久  40歳以上の方に「あなたは胃の検査をした事がありますか?」と質問すると、多くの方が胃内視鏡検査又は胃バリウム検査のどちらかを受けた経験があると回答されます。ところが大腸検査は、「検査が痛い」「前処置の下剤が大変」「検査が恥ずかしい」などの理由で受診率がまだまだ低く、進行がん ...続きを読む

2016.02.19

かくれ虫垂炎(ちゅうすいえん)について ~経過を見ることの重要性~

奈良県医師会 勝山 慶之  発症直後、診断がつきにくく、時間経過とともに、さまざまな症状・所見が出現して確定診断に至る。こういうことは日常の診療場面でしばしば遭遇します。したがって、確定診断に至るまでは、いろいろなことを想定して、安静、食事制限 体温測定、急変時の連絡、場合により入院などを患者さんに ...続きを読む

2015.08.24

「神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)」その2

奈良県医師会 岩井 務  神経障害性疼痛の治療は薬物療法・神経ブロック・手術療法があります。  痛みの治療を行う際に、最も一般的に実施される治療は「薬物療法」です。薬物療法に用いる主な薬剤には、神経障害性疼痛治療薬、非ステロイド性消炎鎮痛剤、オピオイド、ステロイド、鎮痛補助薬、麻酔薬などがあります。 ...続きを読む

2015.08.07

「神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)」その1

奈良県医師会 岩井 務  普段私たちが感じる「痛み」には、切り傷や打撲による、すぐに治る痛みや長く続く痛み、刺すよう痛みやだるい痛みなど、様々な「痛み」があります。その「痛み」 は、引き起こす原因によって大きく三つに分けられます。炎症や刺激による痛み(侵害受容性疼痛)は、ケガや火傷をしたときの痛みで ...続きを読む

2014.07.22

骨転移の痛みを和らげる内照射療法

奈良県医師会 御前 隆 医学の進歩により、がんは必ずしも治らない病気ではなくなってきました。しかし、進行して骨に転移した場合には、痛みをはじめとするつらい症状が起こります。最近、副作用の少ない合成麻薬をはじめとして、完治はできなくても転移の症状を和らげるための治療法が色々と発達しています。  ここで ...続きを読む