2020.12.18
多発性のう胞腎をご存知ですか?
奈良県医師会 赤井靖宏 みなさんの中に、血のつながった身内に腎臓が悪い人が多い、透析を受けている人が多い、あるいはくも膜下出血が多いという方はおられませんか?このような場合は、「多発性のう胞腎」という病気を考える必要があります。この病気は腎臓に「のう胞」という袋がたくさんできる病気です。袋の中には体 ...続きを読む
2020.12.18
奈良県医師会 赤井靖宏 みなさんの中に、血のつながった身内に腎臓が悪い人が多い、透析を受けている人が多い、あるいはくも膜下出血が多いという方はおられませんか?このような場合は、「多発性のう胞腎」という病気を考える必要があります。この病気は腎臓に「のう胞」という袋がたくさんできる病気です。袋の中には体 ...続きを読む
2020.08.07
奈良県医師会 植月 祐次 病気の中で一番痛い病気はなんでしょうか? 「ぎっくり腰」「痛風」「歯の痛み」「陣痛、出産(病気ではないですが)」…。皆さんの中でもご経験された病気もあると思います。 もちろん同じ病気でも程度によって症状は違いますし、痛みの感じ方は人それぞれですが、私が専門の泌 ...続きを読む
2019.07.18
奈良県医師会 久保良一 肝臓で作られた胆汁は、肝臓の中の胆管に集められ、そして総胆管と言われる管を介して十二指腸に排出されます。右上腹部にある胆のうは、消化を助ける胆汁を濃縮し、貯蔵する袋状の消化器の臓器です。胆汁に含まれるコレステロールや胆汁色素が胆のう内で結晶となり、さらに石のように固まって大き ...続きを読む
2017.02.03
県医師会 赤井 靖宏 糖尿病患者数は、この50年間で50倍以上に増え、糖尿病はいまや誰もがかかりうる「国民病」です。 糖尿病は血糖値が上がる病気ですが、血糖が上がって命を失うことはめったにありません。糖尿病患者さんの多くは、血糖が上がった結果起こる合併症で命を失ったり、不自由な生活を余儀な ...続きを読む
2016.10.07
県医師会 清益 功浩 肝臓(かんぞう)に炎症を起こすウイルスは現在、A型、B型、C型、D型、E型があり、B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスによって起こす肝炎です。主に血液や体液などを介して感染します。感染すると、約30%の人は、黄疸(おうだん)、発熱、倦怠感(けんたいかん)などの症状を起こす急 ...続きを読む
2016.08.19
県医師会 植山 正邦 心臓の表面にある3本の冠動脈と呼ばれる血管が心臓の筋肉に酸素と栄養を供給しています。高コレステロール血症、高血圧、糖尿病、高尿酸血症、肥満といったメタボリックシンドロームや、喫煙、加齢、慢性の腎臓病などの原因によって冠動脈に動脈硬化が起こりやすくなります。さらに進行すると ...続きを読む
2015.11.06
奈良県医師会 赤井 靖宏 糖尿病は、体内で分泌されるインスリンが不足するか、その作用が障害されて、血液中の糖分(血糖)が増加する病気です。糖尿病は、血糖が高いことよりも、高い血糖値が全身の血管を悪くして臓器障害を起こすことがより大きな問題です。 糖尿病の血管障害は、目(網膜)、腎臓と神経を好んで ...続きを読む
2015.10.02
奈良県医師会 鹿子木 英毅 結核は結核菌が体の中に入り増えることで起こる感染症です。空気感染により人から人に伝染しますが、結核菌に感染しても必ず発病するわけではありません。人によっては感染してから何十年も経ってから発病することもあります。昭和20年代には日本の死亡原因の第1位でしたが、適切な治療 ...続きを読む