2020.02.06

良性発作性頭位めまい症について

奈良県医師会 山本俊宏   私たちは日常生活で、座ったり立ったり横になったり、また歩いたり走ったり、様々な動作をしています。その運動は内耳の中の「三半規管、耳石器官」、目の「視覚器」、両手足や体幹の「深部知覚器」という3つのセンサーでバランス感覚を感じ調節しています。脳がこれらの感覚情報を ...続きを読む

2019.09.19

緑内障

奈良県医師会 大萩豊  緑内障は白内障とならんで有名な目の病気です。白内障では目の中の水晶体が濁ってくるのに対して、緑内障では徐々に視野が狭くなります。緑内障は40歳代以上の中高年に多く、岐阜県多治見市の住民を対象にした調査では、40歳以上の人の5%に緑内障が見られました。この調査で初めて緑内障が発 ...続きを読む

2019.02.07

白内障手術

大萩 豊 白内障手術は国内で年間150万件ともいわれ、すべての外科手術の中で最も多く行われている手術です。白内障とは目の中にある水晶体というレンズが徐々に濁ってきて、見えにくくなるものです。原因としては、大部分は加齢によるもので、高年齢の人程多くなります。他の原因として外傷によるもの、糖尿病、アトピ ...続きを読む

2018.07.06

加齢黄斑変性

県医師会  大萩 豊 加齢黄斑変性は欧米では中途失明原因の第1位で、日本でも増加傾向の眼底の病気です。女性よりも男性に多く、50歳以上の人の約1%にみられると言われ、高齢になるほど多くなります。 黄斑とは眼底の光を感じる網膜の中心部、直径2mm程の部位です。小さい領域ですが、障害されると視野の中心が ...続きを読む

2017.12.22

弱視と子供の眼鏡

県医師会  大萩   豊  弱視と言えばどのようなイメージですか? 視力の悪い人などでしょうか。病気の原因を問わず視力が悪い状態を社会的弱視というのに対して、生後から6歳頃までの視力が発達する時期に、強い遠視などの原因で視力の発達が止まってしまった状態を医学的弱視といいます。この弱視は適切な時期に発 ...続きを読む

2017.10.06

RSウイルス感染で喘息になるかも?

  県医師会     清益 功浩  乳児期にRSウイルスにかかった子供は、喘息を発症することが報告されています。RSウイルスがアレルギー疾患を発症しやすい免疫状態にし、特に、子供の早い時期に細気管支炎という非常に細い気管支の炎症を起こすと、5年後に気道が過敏になりやすく、喘息になりやすいと ...続きを読む

2017.09.22

「気象病」って何? ―天気で痛みが出てくる―

  県医師会    清益 功浩  気象の変化によって症状などが悪化する病気を「気象病」と呼びます。めまい・狭心症・低血圧・喘息(ぜんそく)・うつ病などのもともとの病気があって、気象の変化で悪化することを含みます。気象病の中に、天気痛と言って、天気によって出たり消えたりする痛みがあります。これは、普段 ...続きを読む

2017.03.03

更年期障害について

奈良県医師会   竹川 隆  更年期とは閉経の前後約10年間の時期をさします。  日本人女性の場合、40代に入ると約5%の女性に生理不順がみられ、45歳くらいから閉経する人が出始めます。日本人の平均閉経年齢は50歳です。平均的には45歳~55歳が更年期にあたると考えられます。  閉経が近づくと卵巣の ...続きを読む

2016.12.02

PAD(末梢動脈疾患)

 県医師会   中村 義行  糖尿病・高血圧・脂質異常症・肥満といったメタボリック症候群を適切に対処せず放置すると動脈硬化が進行し、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの疾患が起こりやすくなることはよく知られているところです。しかし、動脈硬化は心臓や脳血管だけでなく末梢の動脈でも起こります。PAD(末梢動脈 ...続きを読む

2016.11.15

マイコプラズマ肺炎の予防は?

県医師会      清益 功浩  マイコプラズマ肺炎は、「Mycoplasma pneumoniae」(肺炎マイコプラズマ)という名前の微生物が起こす肺炎です。肺炎マイコプラズマは、細菌より小さくウイルスより大きいため、細菌にもウイルスにもない性質を持って、人の細胞の中でなくても増殖できます。多くの ...続きを読む

2016.06.03

「咳喘息」その2

奈良県医師会   岩井 務  咳喘息の治療には、気管支拡張薬(気管を拡張させて空気の通り道を拡げる薬)や吸入ステロイド薬を使います。気管支拡張薬を使ってある程度治まれば、咳喘息と診断し、吸入ステロイドを使った治療を開始します。  吸入ステロイド薬は、1000分の1ミリグラム単位の少量でも気道に直接作 ...続きを読む

2016.04.22

飛蚊症(ひぶんしょう)

奈良県医師会 竹川 隆  飛蚊症とは目の前に黒い点や雲状の浮遊物が飛んでいるように見える現象です。目を動かしても同じ方向に動き、瞬きをしても消えません。ほとんどの場合が加齢などの生理的変化によるもので問題はありませんが、まれに網膜剥離(もうまくはくり)など重篤な病気の前兆であることがあり注意が必要で ...続きを読む