2018.05.10

鉄欠乏性貧血について

県医師会    井上 孝文  〝貧血〟と聞いて皆さんはどういう状況を頭に思い浮かべますか。学校の朝礼で気分が悪くなって倒れる生徒さんや、体調の悪い時に熱い風呂に長く入ってフラフラするような場面を想像される方が多いのではないでしょうか。これらはいわゆる〝脳貧血〟という状態で、脳の血流量が一時的に低下し ...続きを読む

2018.03.05

血圧変動の大きい人も要注意

 県医師会    山下 圭造  皆さんは、自分の血圧がどの程度であるかをご存知ですか? 健康診断や病院の診察室あるいは公共施設のロビーなどに設置された自動血圧計で何度か測ったことがあると思います。「測るたびに数値がバラバラで信用できない」と感じたことは無いでしょうか? 実は血圧が大きく変化する人は注 ...続きを読む

2018.01.19

「心原性脳梗塞」を予防しましょう

県医師会 竹田洋祐   脳梗塞とは、脳の血管が細くなったり血液で詰まり、脳細胞に酸素や栄養が送れなくなる状態を言います。  その中でも心原性脳梗塞とは心臓でできたゴミ(血栓)が血管を流れ脳にたどり着き、脳の血管が詰まってしまう病気です。脳梗塞のなかでも最も重症で、たとえ一命を取り留めても、寝たきりに ...続きを読む

2017.11.02

物忘れと認知症の違い

県医師会   井村 龍麿  高齢化の影響もあり、認知症にかかる人はどんどん増加しています。実際に日常でも認知症にかかった人と接することは、決して珍しく無くなっています。それだけに「自分は認知症にならないだろうか?」「最近、物忘れが多いが、認知症ではないだろうか?」といった不安を持つ人が多く、実際よく ...続きを読む

2017.03.17

元気で長生き、延ばそう健康寿命!

  奈良県医師会    竹田 洋祐    日本人の平均寿命は、男性80才、女性86才となり、世界最高水準の長寿国といえます。また、高齢者(65才以上)の比率は26・7%と初めて4人に1人を超え、まさしく「超高齢社会」を迎えました。  単に長生きするだけでなく健康上の問題で日常生活 ...続きを読む

2017.03.03

更年期障害について

奈良県医師会   竹川 隆  更年期とは閉経の前後約10年間の時期をさします。  日本人女性の場合、40代に入ると約5%の女性に生理不順がみられ、45歳くらいから閉経する人が出始めます。日本人の平均閉経年齢は50歳です。平均的には45歳~55歳が更年期にあたると考えられます。  閉経が近づくと卵巣の ...続きを読む

2016.08.05

―認知症とMCI― 転倒を予防し進行を防ぎましょう

県医師会  竹田 洋祐  軽度認知障害(Mild Congnitive Impairment以下「MCI」)とは、正常に日常生活を送ることができる人と認知症の間の境界にある状態を表す言葉です。  認知症は物忘れから始まることが多く、判断能力や言語機能、また目標や計画をたて調節・修正しながら、それを実 ...続きを読む

2015.09.18

認知症にもいろいろ

奈良県医師会    原  健二  最近、認知症がテレビや新聞、雑誌の話題となることがふえたように思います。それほど、みなさんの関心事となっているということでしょうか。  認知症は、脳の病気で記憶障害や判断障害、実行機能障害などのためさまざまな症状が出現して徐々に進行し、家庭での生活や仕事に支障をきた ...続きを読む

2015.09.04

仮面高血圧

奈良県医師会  植山 正邦  「白衣高血圧」という言葉はどこかで耳にされたことのある方は多いと思います。白衣高血圧は、日常生活では正常血圧ですが、診療所や健診で医師や看護師によって測られた血圧が高血圧を示す現象のことです。白衣高血圧の一部は持続性の高血圧へ移行しますが、高血圧合併症と言われる脳卒中、 ...続きを読む

2015.08.07

「神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)」その1

奈良県医師会 岩井 務  普段私たちが感じる「痛み」には、切り傷や打撲による、すぐに治る痛みや長く続く痛み、刺すよう痛みやだるい痛みなど、様々な「痛み」があります。その「痛み」 は、引き起こす原因によって大きく三つに分けられます。炎症や刺激による痛み(侵害受容性疼痛)は、ケガや火傷をしたときの痛みで ...続きを読む

2015.05.22

多発性のう胞腎

奈良県医師会  赤井 靖宏  皆さんの中に、腎臓が悪いと言われ、さらに身内に腎臓が悪い人が多いという方はおられませんか?このような方は「多発性のう胞腎」という病気になっているかもしれません。この病気は腎臓にのう胞という袋ができ、袋が大きくなるとともに袋の数も次第に増えることによって腎臓の働きが悪くな ...続きを読む

2014.11.10

ボツリヌス療法

奈良県医師会 中井 真人  ある日突然、片方の手足が動かなくなる、話ができなくなる脳卒中(のうそっちゅう)という病気は、一度かかったら治ることはなく、命の危険もあるとても怖い病気のひとつです。最近では、血栓溶解療法(t―PA療法)などの新しい治療法や、集中的にリハビリを行う回復期リハビリが始まり、以 ...続きを読む