2017.12.11

副甲状腺ホルモンと原発性副甲状腺機能亢進症について

県医師会  井上孝文  みなさんは「カルシウム」と聞いて何を連想されますか?「カルシウムが不足すると骨が弱くなる」といったイメージをお持ちの方が多いのではないかと思います。実際、体内のカルシウムのうち99%は骨に分布しており、丈夫な骨を維持するためにはカルシウムは欠かせない存在です。また、カルシウム ...続きを読む

2017.03.03

更年期障害について

奈良県医師会   竹川 隆  更年期とは閉経の前後約10年間の時期をさします。  日本人女性の場合、40代に入ると約5%の女性に生理不順がみられ、45歳くらいから閉経する人が出始めます。日本人の平均閉経年齢は50歳です。平均的には45歳~55歳が更年期にあたると考えられます。  閉経が近づくと卵巣の ...続きを読む

2016.05.09

体調がすぐれない? 甲状腺の病気かも・・・

奈良県医師会    井上 孝文  実は、甲状腺の病気は珍しいものではありません。例えば慢性甲状腺炎という病気は、成人女性の10人に1人が罹患(りかん)しているとさえ言われています。ただ、甲状腺の病気の症状は一般的に目立たないものが多いので、自覚症状があってもただの体調不良だと考えたり、そのうちに治る ...続きを読む

2014.11.25

糖尿病の現状と啓発活動

奈良県医師会 赤井 靖宏  糖尿病は今やわが国の国民病ともいわれる病気です。糖尿病を持つ人の割合はこの50年間で50倍に増加し、60歳以上の国民の34%が糖尿病かその強い疑いがあると推計されています。また、全世界でも糖尿病患者は急増しており、特に、近年の経済発展が著しい国々での糖尿病患者著増が報告さ ...続きを読む

2014.06.20

線維筋痛症 その2

奈良県医師会 岩井 務  線維筋痛症には明確な診断基準はありませんが、現段階では1990年に発表された米国リウマチ学会の分類基準を参考に診断が行われています。   広範囲にわたる痛みが3ヵ月以上続いており、①頭の後ろ、②首の下、③背中の筋肉、④肩の筋肉、⑤あばら骨、⑥肘、⑦お尻、⑧太ももの付け根、⑨ ...続きを読む

2014.06.09

線維筋痛症 その1

奈良県医師会 岩井 務  線維筋痛症は、全身の広い範囲に慢性的(まんせいてき)な痛みを生じる病気で、痛み以外に、疲労感や倦怠感(けんたいかん)、睡眠障害、慢性頭痛、手足のしびれ、こわばり感、腹痛と便通異常、腫れぼったい感じ、不安感や抑うつ感、目や口の乾き、頻尿(ひんにょう)、冷感、耳鳴りなど様々な症 ...続きを読む

2013.06.07

前立腺肥大症と前立腺癌

奈良県医師会 吉江 貫  前立腺は男性だけにある臓器で、大きさは栗の実大で膀胱の下にあり、尿道を取り囲んでいます。みかんのような層構造をしていて、被膜付近の外腺(みかんの皮にあたる部分)と、尿道のまわりの内腺(みかんの実にあたる部分)とに分けられます。最近では外腺を辺縁領域、内腺を中心領域と移行領域 ...続きを読む

2012.07.12

甲状腺の病気

奈良県医師会 奥村 眞由美 甲状腺(こうじょうせん)は、首の前の「のどぼとけ」の下にある、3~4㎝ぐらいの大きさの器管です。 甲状腺からは、体内の活動を調節する甲状腺ホルモンが分泌され(産み出され)ます。 甲状腺ホルモンは、新陳代謝を活発にして、人が生き生きと活動するためのホルモンです。 甲状腺ホル ...続きを読む

2012.07.11

バセドウ病の放射線治療

奈良県医師会 御前 隆 バセドウ病は、甲状腺(こうじょうせん)という、首の前にある内分泌臓器の働きが活発になりすぎる病気です。目の玉が飛び出す病気としての方が有名ですが、治療が必要なほどの眼症状が出る人はごく一部です。甲状腺が出すホルモン(甲状腺ホルモン)はからだ全体の新陳代謝の調節にかかわっている ...続きを読む

2012.07.11

バセドウ病

奈良県医師会 竹田 洋祐 近頃、異常に汗がでる。 動悸(どうき)がする。食欲があり食事量も増えたがやせてくる。手が震えて字が書きにくい。なんとなく興奮気味で睡眠もとりにくい。周りの人とトラブルを起こしやすくなった。のどの辺りの甲状腺がはれ(甲状腺腫)、眼球が少し大きくなった(眼球突出)ように思える。 ...続きを読む

2012.07.11

骨粗鬆症と女性ホルモン

奈良県医師会 三橋 仁美 高齢化社会を迎え、骨折が原因で寝たきりになる人が増えています。わが国の骨粗しょう症の患者数は1千万人以上もいるとされ、男女比では圧倒的に女性に多いのが現状です。65歳以上の女性のほとんどに骨量の減少が見られます。 骨量(こつりょう)を維持するには、女性ホルモンが大切な役目を ...続きを読む