2019.03.29

スキン・テア

スキン・テアとは摩擦やズレなどの外からの力(外力)によって、皮膚が裂けてできる裂傷で、皮膚の表面(表皮)から少し深いところ(真皮)までのキズのことをいいます。療養中の高齢者の手や腕に、赤黒く黒ずんだ皮下出血や薄皮が剥がれ出血しているようなキズを見た時にはスキン・テアだと思って、まず間違いありません。 ...続きを読む

2017.03.17

元気で長生き、延ばそう健康寿命!

  奈良県医師会    竹田 洋祐    日本人の平均寿命は、男性80才、女性86才となり、世界最高水準の長寿国といえます。また、高齢者(65才以上)の比率は26・7%と初めて4人に1人を超え、まさしく「超高齢社会」を迎えました。  単に長生きするだけでなく健康上の問題で日常生活 ...続きを読む

2016.08.05

―認知症とMCI― 転倒を予防し進行を防ぎましょう

県医師会  竹田 洋祐  軽度認知障害(Mild Congnitive Impairment以下「MCI」)とは、正常に日常生活を送ることができる人と認知症の間の境界にある状態を表す言葉です。  認知症は物忘れから始まることが多く、判断能力や言語機能、また目標や計画をたて調節・修正しながら、それを実 ...続きを読む

2016.07.08

キズの手当の基本 その2

県医師会   岩井 佐代子  前回(6月16日)に引き続き、キズの手当てのお話です。ケガをしたら「まず消毒」「とにかく消毒」と思いがちですが、消毒のしすぎもよくないことがあります。  一般によく使われる市販の消毒薬は、殺菌作用はあるのですが、キズを治すために活躍中の細胞も殺してしまいます。その結果、 ...続きを読む

2016.06.17

キズの手当の基本 その1

奈良県医師会 岩井 佐代子  ラムズイヤーという 植物をご存じでしょうか?  Ramb’s ear ― 名前のごとく、子羊の耳のような形の葉っぱが魅力的なハーブです。西洋では昔(今でも?)キズをこの葉っぱで覆って治すという治療法があったそうです。 白いフワフワの柔らかい毛で被われたシルバ ...続きを読む

2015.08.07

「神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)」その1

奈良県医師会 岩井 務  普段私たちが感じる「痛み」には、切り傷や打撲による、すぐに治る痛みや長く続く痛み、刺すよう痛みやだるい痛みなど、様々な「痛み」があります。その「痛み」 は、引き起こす原因によって大きく三つに分けられます。炎症や刺激による痛み(侵害受容性疼痛)は、ケガや火傷をしたときの痛みで ...続きを読む

2015.02.27

初期治療、受診

奈良県医師会 波江野 善昭   外来診察をしていると、受傷した後しばらく放置してからや、反対に発病してからすぐに受診される方が目立ちます。また、夜間の応急診療所では、発熱して2 時間位しか経過していないにも関わらず、でも元気そうでニコニコ顔のお孫さんを抱いて「インフルエンザですか?」と飛び込んで来ら ...続きを読む

2013.09.25

骨粗しょう症治療を コツコツ続けましょう

奈良県医師会 岩井 務  高齢化に伴い、日本の骨粗しょう症の患者さんは年々増加し、その数は現在約1280万人と推測されています。しかし、そのうち治療を受けている患者さんは20%程度と言われています。骨粗しょう症になっていても患者さんに自覚症状が少ないため、気づかないうちに骨の量が減少し、転倒などの軽 ...続きを読む

2012.10.18

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

奈良県医師会 勝井 建彦  高齢者社会となり老人が増多し、それに伴い骨粗鬆症の患者さんが増加の一途をたどり、現在1200万人いると報告されています。  骨粗鬆症とは、骨が粗くなり、スカスカになった状態の事を言います。65歳以上の女性で最近、背骨が曲がり猫背になってきたとか、身長が低くなってきたような ...続きを読む

2012.07.11

生活環境と子どもの事故

奈良県医師会 澤井 遵 めざましい医学の進歩により、子どもの死亡数は減少しました。しかし、子どもの事故による死亡率の低下は、疾病による低下ほど著明ではなく、さらに、実際に発生する事故は、ほとんど減少していません。そこで、子どもの主な生活場である家庭内での事故とその事故防止策について述べてみましょう。 ...続きを読む

2012.07.11

傷の消毒はやめましょう

奈良県医師会 山本 忠彦 これまで、常識と考えられていたことが見直される事は、世の中によくある話で、それは医学の世界でも例外ではありません。けがや火傷(やけど)をすると、消毒をしてガーゼをあて乾燥させることは、これまで傷の治療の常識として広く行われてきました。ところが近年、傷は消毒せずに、しめらせて ...続きを読む

2012.07.11

ストレッチ

奈良県医師会 亀田 光二 ストレッチは、筋肉や筋(すじ)を伸ばすことによって、筋肉や関節の状態を良くするための運動です。 筋肉を伸ばすことによって筋肉の緊張が取り除かれ、血液の流れが良くなり、また、筋(すじ)がやわらかくなり関節の動く範囲が広がります。その結果、痛みの改善やけがの予防などの効果があり ...続きを読む