2020.08.21

血栓症を予防しよう

奈良県医師会 山下圭造  血栓とは血管内にできた血の塊で、ケガをしたときに傷口にできる瘡蓋(かさぶた)のようなものです。血栓が突然、血管に詰まって血液が流れなくなり、その先の臓器・組織に障害を起こす病気を血栓症(血栓性梗塞)と呼びます。血栓のできる血管により様々な病気を発症しますが、なかでも脳梗塞、 ...続きを読む

2020.08.07

夏場は特にご注意を ― 痛みの王様「尿路結石」とは? ―

奈良県医師会 植月 祐次   病気の中で一番痛い病気はなんでしょうか? 「ぎっくり腰」「痛風」「歯の痛み」「陣痛、出産(病気ではないですが)」…。皆さんの中でもご経験された病気もあると思います。 もちろん同じ病気でも程度によって症状は違いますし、痛みの感じ方は人それぞれですが、私が専門の泌 ...続きを読む

2020.03.05

フレイルを予防しましょう

奈良県医師会 井上孝文   皆さんは年をとるにつれて、「外出の機会が以前より減った」「おいしいものが食べられなくなった」「活動的ではなくなった」と感じることはありませんか?そのような方は、もしかすると「フレイル」の危険信号が点灯しているのかもしれません。 フレイルとは、わかりやすく言えば「 ...続きを読む

2019.09.05

がん征圧月間

奈良県医師会 山下圭造 毎年9月は「がん征圧月間」です。 我が国では急速な高齢化にともない癌にかかる人の数は確実に増えており、今や日本人の2人に1人は癌にかかり、3人に1人が癌によって死亡すると報告されています。   ①どうして癌になるのでしょう。 人間のからだは数十兆個の細胞が集まって出 ...続きを読む

2019.07.18

胆のう結石は経過を見ましよう

奈良県医師会 久保良一 肝臓で作られた胆汁は、肝臓の中の胆管に集められ、そして総胆管と言われる管を介して十二指腸に排出されます。右上腹部にある胆のうは、消化を助ける胆汁を濃縮し、貯蔵する袋状の消化器の臓器です。胆汁に含まれるコレステロールや胆汁色素が胆のう内で結晶となり、さらに石のように固まって大き ...続きを読む

2019.07.04

新型タバコに注意

奈良県医師会 溝上晴久 近年、日本での喫煙者数は、タバコの有害性に対する知識の広まりや健康志向などから、年々減少傾向にあります。しかし先進国の中では、喫煙率がまだまだ高いのが現状です。 最近では¨紙巻タバコより有害性が低い¨というふれこみで様々な新型タバコが出てきており、これが喫煙者数減少の妨げとな ...続きを読む

2018.04.10

なぜ人間は痛風になる?

県医師会 赤井 靖宏  痛風は足の親趾関節によく起きる関節炎です。痛風になって痛みに苦しまれた方も多いのではないでしょうか。痛風は「尿酸」という物質が引き起こすこことは御存知と思います。痛風はどんな動物でもなるのでしょうか。みなさんが飼われているペットが痛風になった話はあまり聞きませんね。それもその ...続きを読む

2017.03.17

元気で長生き、延ばそう健康寿命!

  奈良県医師会    竹田 洋祐    日本人の平均寿命は、男性80才、女性86才となり、世界最高水準の長寿国といえます。また、高齢者(65才以上)の比率は26・7%と初めて4人に1人を超え、まさしく「超高齢社会」を迎えました。  単に長生きするだけでなく健康上の問題で日常生活 ...続きを読む

2017.03.03

更年期障害について

奈良県医師会   竹川 隆  更年期とは閉経の前後約10年間の時期をさします。  日本人女性の場合、40代に入ると約5%の女性に生理不順がみられ、45歳くらいから閉経する人が出始めます。日本人の平均閉経年齢は50歳です。平均的には45歳~55歳が更年期にあたると考えられます。  閉経が近づくと卵巣の ...続きを読む

2017.01.20

低体温の子どもが以前よりも増えている?

県医師会   清益 功浩  子どもの体温は通常、大人より高いです。個人差と年齢によりますが、36・5℃~37℃程度で、朝は低く、午後には朝より高くなります。よく使用する電子体温計は、水銀体温計より0・1~0・3℃高く表示される傾向があり、測定場所は、主に脇で体温を測ると思いますが、測る場所によって0 ...続きを読む

2016.09.16

「秋バテ」ってどんな病気?対策は?

奈良県医師会   清益 功浩  「夏バテ」は夏に暑い日が続き、自律神経の変調を起こして、体調を崩すことです。原因として主に熱帯夜による睡眠不足や、高温多湿による体温調節機能の低下などです。  一方、秋は日々の気温が安定せず、1日の中でも朝夕で大きく差が出てしまう時期です。「秋バテ」はこの寒暖差によっ ...続きを読む

2016.08.19

異型狭心症(いけいきょうしんしょう)

県医師会  植山  正邦  心臓の表面にある3本の冠動脈と呼ばれる血管が心臓の筋肉に酸素と栄養を供給しています。高コレステロール血症、高血圧、糖尿病、高尿酸血症、肥満といったメタボリックシンドロームや、喫煙、加齢、慢性の腎臓病などの原因によって冠動脈に動脈硬化が起こりやすくなります。さらに進行すると ...続きを読む