2019.02.21

献血にご協力ください

奈良県医師会 増井一弘 日本国内では、病気や外傷の治療のために、毎日約3,000人もの患者が輸血を受けています。1-2月は献血キャンペーン期間ですが、この時期、献血者が減少すると言われています。輸血に必要な血液製剤は人工的に合成できず、長期保存も困難なため、年間を通じての献血に協力していただくことが ...続きを読む

2018.12.01

鉄欠乏性貧血について

鉄欠乏性貧血は、その名の通り鉄欠乏が原因で起こる貧血です。鉄欠乏を起こす理由としては鉄分の摂取不足や、出血による鉄分の喪失などが考えられます。したがって、食生活の見直しとともに胃や腸などからの出血が無いかどうか、特に中高年の方では胃がんや大腸がんなどを念頭に置いた精査が必要となります。また女性では、 ...続きを読む

2018.03.14

あなたのコレステロール、遺伝性では?

健康診断などで「コレステロール値が高い」と言われたことはありませんか? 原因は色々ありますが、その中に遺伝的に高くなる場合がある事をご存じですか? コレステロールにはLDLコレステロール(悪玉)とHDLコレステロール(善玉)があります。一般的にはLDLコレステロール値が高い場合を高コレステロール血症 ...続きを読む

2018.02.05

ヒートショックにご用心 

 血圧は、ストレスや喫煙、日常の行動や環境など、様々な影響を受けて大きく変動します。しかし、健常人の場合、その変動はほぼ一定の範囲内にあり、安静時では最大血圧は100〜140、最小血圧は60〜90mmHgとされ、たとえ一時的に大きく変化しても、短時間で回復する機能が備わっているのです。  一方、高血 ...続きを読む

2017.01.13

PAD(末梢動脈疾患)

 糖尿病・高血圧・高コレステロール・肥満といったメタボリック症候群を放置すると動脈硬化が進行し、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などが起こり易くなります。しかし、動脈硬化は心臓や脳血管だけでなく末梢の動脈でも起こります。PAD(末梢動脈疾患)は、足や手の動脈(末梢動脈)が動脈硬化によって狭くなったり詰まった ...続きを読む

2016.08.03

結核 ―過去の病気ではありません―

 結核は、結核菌が体の中に入り増えることで起こる感染症です。空気感染により人から人に伝染しますが、感染しても必ず発病するわけでなく、何十年も経ってから発病することもあります。医学の進歩により患者数は激減しましたが、未だに年間2万人以上の方が結核を発病しています。  主に呼吸器に症状の出る肺結核と、そ ...続きを読む

2016.02.04

異型狭心症(いけいきょうしんしょう)

 一般的に見られる労作性(ろうさせい)狭心症では、からだを動かすときに圧迫感や締め付けられるような感じの胸痛が起こり数分続きます。これは心臓を栄養する冠状(かんじょう)動脈に粥状(じゅくじょう)硬化症とよばれる動脈硬化が起こり、進行して内腔(ないくう)が狭くなって血流が悪くなり、運動時に心臓の筋肉が ...続きを読む

2015.12.25

心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)

 心臓は主に筋肉でできていて、縮んだり(収縮)、拡がったり(拡張)して血液を吸い込み、送り出すポンプの働きをしています。心臓には4つ部屋があります。全身で酸素が使われ酸素が少ない血液が右心房(うしんぼう)へ戻り、右心室(うしんしつ)へ入り肺動脈を通り肺へ送られます。肺で酸素の多い血液に変わり、肺静脈 ...続きを読む

2015.09.30

仮面高血圧

 あなたは高血圧ではありませんか?「いつも健診で血圧は正常だから大丈夫だよ。」 本当にそうでしょうか?  実は診察室で血圧が正常でも、早朝や夜間あるいは仕事中などに血圧が上がり、知らぬ間に血管や臓器を傷めてしまうことがあります。これが「仮面高血圧」です。  仮面高血圧は、血圧が上がる時間帯によって、 ...続きを読む

2014.10.29

古くて新しい心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)

 かつてわが国では高血圧症と並んで心臓弁膜症は心不全の主な原因でしたが、医療の発達により溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)の後に起こる事があるリウマチ熱が激減した為に患者数は減少傾向です。  心臓には右心房(うしんぼう)、右心室(うしんしつ)、左心房(さしんぼう)、左心室(さしんしつ)の4つ ...続きを読む

2014.09.17

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)

 下肢静脈瘤は下肢(ふくらはぎ・すね)に血管が数珠状(じゅずじょう)に膨(ふく)れたり、浮き出て見える病気です。症状としては、足のだるさ、むくみ、痒(かゆ)みの他、寝ているときに足がつったり、足の皮膚(ひふ)が茶褐色(ちゃかっしょく)になったり(色素沈着)します。女性、高齢者、家族に静脈瘤のある人、 ...続きを読む

2013.10.03

心不全

 人間が生きていくためには、体の各部分に十分な酸素と栄養がいきわたることが必要です。酸素と栄養を運ぶのが血液で、その血液を循環させるポンプの働きをするのが心臓です。  このポンプが故障すると、一つの電車の故障が他の駅に渋滞を広げていくのと同様に、次々と体に影響がでてきます。たとえば心臓から血液を送り ...続きを読む