2019.01.25

胆のう結石(胆石)

右上腹部にある胆のうは、肝臓で作られた消化を助ける胆汁を濃縮し貯蔵する袋状の臓器です。胆のう結石(胆石)は、胆汁に含まれるコレステロールや胆汁色素が、胆のう内で結晶となり、さらに石の様に固まり大きくなるため結石と言われています。 本邦での胆石保有率は約5%で、加齢と共に増加する傾向にあり、中年の肥満 ...続きを読む

2018.05.07

肝炎検診を受けましょう

 現在、肝癌は癌死亡者の男性で4位、女性で6位であり、その原因の多くはB型肝炎とC型肝炎のウイルス性肝炎の感染です。  B・C型肝炎ウイルスは血液感染で、昔の輸血や、刺青で感染し、またB型肝炎は、母子感染や性行為でも感染します。一般的にウイルス感染を生じると、肝細胞が破壊される慢性肝炎、次第に肝機能 ...続きを読む

2017.12.28

鼠径ヘルニア

 鼠径ヘルニアは、足の付け根あたりに突然しこりができることで違和感や痛みを伴う病気です。幼少期と中年期以降と、発症年齢が大きく二つに分かれます。幼少時に発見されるものは生まれつきの原因でできるものですが、成人に発症するものはお腹を覆っている筋肉が衰えることや、腹圧がかかることで、筋肉の間に隙間ができ ...続きを読む

2017.04.06

C型肝炎治療の進歩

 C型肝炎は自覚症状がないまま進行し、やがては肝(かん)硬変(こうへん)、肝がんを発症することが多い病気です。これを防ぐには感染の早期発見とウイルスを除去する治療が重要です。2015年7月に承認された新薬の登場により、患者さんの負担を抑えつつ完治を目指せるようになってきました。  1992年、インタ ...続きを読む

2017.02.01

痛風

 痛風は血液の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が続いた後、突然足の親指の付け根などの関節が赤く腫れて痛みます。痛みは強く、耐えがたいほどの痛みです。風が患部にあたるだけでも痛みが強まり病名の由来となっています。痛風発作は多くの場合、1週間程度で治まります。しかし大抵1年以内に同様の発作がおこります。発 ...続きを読む

2016.09.26

糖尿病重症化を予防しよう

 糖尿病が激増しています。糖尿病患者数は、この50年間で50倍以上に増えています。糖尿病患者さんの多くは、血糖が上がった結果起こる合併症で命を失ったり、不自由な生活を余儀なくされたりしています。特に、透析患者さんの約45%が糖尿病による腎障害(糖尿病性腎症)が原因で腎不全になったとされています。糖尿 ...続きを読む

2015.09.30

仮面高血圧

 あなたは高血圧ではありませんか?「いつも健診で血圧は正常だから大丈夫だよ。」 本当にそうでしょうか?  実は診察室で血圧が正常でも、早朝や夜間あるいは仕事中などに血圧が上がり、知らぬ間に血管や臓器を傷めてしまうことがあります。これが「仮面高血圧」です。  仮面高血圧は、血圧が上がる時間帯によって、 ...続きを読む

2014.07.03

尿中微量アルブミン検査

 「尿中微量アルブミン検査」をご存じですか?この検査は糖尿病をもっておられる方が年に1―2回は受けていただく必要がある検査です。 糖尿病が腎臓(じんぞう)を悪くすることは皆さんご存じですね。 糖尿病患者数の増加に伴い、糖尿病が原因で腎臓が悪くなる患者さんも増加しています。発症して5―10年くらいたつ ...続きを読む

2013.12.03

脂肪肝(しぼうかん)

 肝臓には正常な人でも少量の脂肪が含まれていますが、その脂肪、特に中性脂肪が肝臓に過剰蓄積した状態を脂肪肝といいます。  肝臓の働きが低下すると、全身のだるさ、食欲不振などの症状が出ますが、脂肪肝はほとんど自覚症状がありません。そのため、健康診断の際、血液による肝機能検査や超音波検査で偶然に発見され ...続きを読む

2012.11.27

あなたの腎臓はお元気ですか?

 慢性腎臓病(まんせいじんぞうびょう:CKD)という病気をご存知ですか? CKDは今や国民の8人に1人でみられる病気です。しかし、残念なことに、自分がCKDであることをご存知ない方が多くおられます。なぜでしょう? それは、CKDはかなり進行するまでは全く自覚症状がないからです。  では、どうすれば自 ...続きを読む

2012.07.11

膠原病は怖くない

膠原病という病気をお聞きになったことがおありですか? 膠原病という名前を聞くとすぐに、原因不明で治療法のない「難病」というイメージが頭に浮かぶかもしれません。膠原病は、免疫機能の異常により身体の複数の臓器に慢性の炎症を起こす病気で、20ほどの病気が含まれます。 さて、膠原病は本当に「難病」、「怖い病 ...続きを読む

2012.07.11

尿にたんぱくが出ていると言われたら…

検診などの尿検査で尿たんぱくが陽性という結果が出た場合、皆さんはどうされますか? 「症状もないし、別にいいか」と放置していませんか? これは、大きな間違いです。 尿にたんぱくが漏れるということは、あなたが腎臓の病気を持つ可能性が高いことを意味します。腎臓病では、たんぱくがもれ出る量が多いほど腎臓が悪 ...続きを読む