いかがですか あなたの健康

奈良県医師会では、県民のみなさまに病気の予防法や治療法などを分かりやすくご提供するために、毎月第1・第3木曜日の奈良新聞に、会員医師が執筆した健康啓発記事を掲載しています。
みなさまの健康づくりにお役立てください。

2020.07.02

肩腱板断裂(かたけんばんだんれつ)

奈良県医師会 中垣公男 肩腱板は上腕骨頭(じょうわんこっとう)という腕の骨の上部分と肩甲骨(けんこうこつ)をつないでいる腱です。肩甲下筋(けんこうかきん)、棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、小円筋(しょうえんきん)の4つの筋から成り立っています。このうち棘上筋腱は、肩峰(けんぽう) ...続きを読む

2020.06.18

糖尿病患者さんにビッグニュース!

奈良県医師会 赤井靖宏 糖尿病は今や日本人の10人に一人が患っているといわれる病気です。糖尿病は血糖値が異常に高くなる病気です。血糖値が長期間にわたって高くなると、全身の血管が傷つきます。その結果、腎臓が悪くなったり、心筋梗塞や脳卒中が起こりやすくなったりします。そんなことにならないように、糖尿病を ...続きを読む

2020.06.04

お薬はどうやってみんなが使えるようになるか?

奈良県医師会 赤井靖宏   みなさんが服用されるお薬は、「効果があってかつ副作用が少ない(安全である)」ことが重要です。このため、医師がお薬を処方できるまでには数段階のテスト(「治験(ちけん)」)が行われます。今回はこの「治験」について解説します。 まず、お薬の候補物質は平均5-8年間かけ ...続きを読む

2020.05.21

新型コロナウイルス感染症の行方

奈良県医師会 安東範明 ハーバード大学の研究チームは4月14日の科学誌「サイエンス」で、新型コロナウイルス感染症の流行は医療体制が現在と変わらず治療法やワクチンがない場合は2022年まで続く可能性があると予測しています。そして感染拡大を防ぐためには社会的距離「ソーシャル・ディスタンス」すなわち人との ...続きを読む

2020.04.16

じんましん

奈良県医師会 中村義行   じんましんは突然、皮膚の一部がくっきりと赤く腫れて盛り上がる病気です。多くの場合、かゆみを伴います。また、一般に、数時間から1日以内に跡形もなく消えてしまうことが多いのが特徴です。 私たちの体には、体内に侵入した異物から体を守る働き(免疫)が備わっています。じん ...続きを読む

2020.04.02

小児の発達障がい

奈良県医師会 中矢雅治   日本では最近、「発達障がい」がメディアでも取りあげられることが多くなってきました。しかしながら発達障がいという言葉は、25年ほど前から徐々に世界では使われなくなってきました。日本ではまだ一般的に使われ続けていますが、現在の医学世界では「神経発達症」と呼ばれます。 ...続きを読む

2020.03.19

感染性心内膜炎の予防

奈良県医師会 植山正邦 感染性心内膜炎は1年間で10万人あたり1~5人に起こるといわれる稀な病気ですが、一旦発症すれば多くの合併症を引き起こし適切な治療をしなければ死に至ります。心臓の内側を覆う心内膜(しんないまく)に細菌の病巣ができて炎症を起こす敗血症(はいけつしょう)で、早期の診断、治療および予 ...続きを読む

2020.03.05

フレイルを予防しましょう

奈良県医師会 井上孝文   皆さんは年をとるにつれて、「外出の機会が以前より減った」「おいしいものが食べられなくなった」「活動的ではなくなった」と感じることはありませんか?そのような方は、もしかすると「フレイル」の危険信号が点灯しているのかもしれません。 フレイルとは、わかりやすく言えば「 ...続きを読む

2020.02.20

成人(高齢者)に対する予防接種

奈良県医師会 山下圭造   近年、乳幼児に対する予防接種は新たなワクチンが次々に定期接種に導入され、現在12種類の病気に対するワクチンが、いずれも90%以上の接種率で実施されています。一方、成人に対する定期接種には65歳以上の高齢者に対するインフルエンザと肺炎球菌ワクチンの2種類があります ...続きを読む

2020.02.06

良性発作性頭位めまい症について

奈良県医師会 山本俊宏   私たちは日常生活で、座ったり立ったり横になったり、また歩いたり走ったり、様々な動作をしています。その運動は内耳の中の「三半規管、耳石器官」、目の「視覚器」、両手足や体幹の「深部知覚器」という3つのセンサーでバランス感覚を感じ調節しています。脳がこれらの感覚情報を ...続きを読む

2020.01.16

インフルエンザ

奈良県医師会 三笠桂一 気温が下がり、空気が乾燥してきますとインフルエンザなどのウイルス性呼吸器感染症が流行します。インフルエンザは伝染力の非常に強い流行性呼吸器感染症で、流行頻度と規模において最大級の感染症で、一旦流行すれば社会活動が阻害され経済的損失は大きいとされています。 インフルエンザウイル ...続きを読む

2019.12.19

便秘

奈良県医師会 松村榮久  便秘を訴える患者さんはとても多く、特に年配の方や若い女性には「毎日便が出ないとお肌に悪い」「体重が減らないのは宿便のせい」「すっきり出したい」などの理由で、市販の便秘薬を購入したり、他の病気で受診した外来診療のついでに「便秘薬をください」と求めたりする方がおられます。医師も ...続きを読む