奈良県医師会では、県民のみなさまに病気の予防法や治療法などを分かりやすくご提供するために、毎月第1・第3木曜日の奈良新聞に、会員医師が執筆した健康啓発記事を掲載しています。
みなさまの健康づくりにお役立てください。
2022.06.17
子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種
奈良県医師会 中矢雅治 過去に子宮頸がんワクチン(以下、HPVワクチン)を接種する機会を逃した方を対象に、令和4年4月1日から同ワクチンを公費で接種できる機会が新たに設けられることになりました。対象者は平成9年4月2日~ ...続きを読む
2022.05.20
マダニ媒介感染症 ーマダニに咬まれないよう十分注意しましょうー
奈良県医師会 久保良一 奈良県は山間部が多い県ですが、近年、地球温暖化や林業の衰退、 山間部地域の過疎•高齢化などにより、里山の森林環境が悪化しています。その結果、鹿やイノシシなどの野生動物が増加し、林業や農作物への害獣 ...続きを読む
2022.05.06
虚血性腸炎ってなに?
奈良県医師会 榎本泰三 「虚血性腸炎」とは、大腸への血液の流れが一時的に悪くなり、循環障害によって起こる大腸炎のことです。血管と腸管の要因がそれぞれ複雑に関与し発症します。 血管の要因は、高血圧・糖尿病・虚血性心疾患など ...続きを読む
2022.04.22
コロナ禍のこころのあり方
奈良県医師会 吉田 司 この2年ほどのコロナ禍で、私たちの生活は一変してしまいました。仕事帰りの同僚たちとの飲み会も、趣味の友達たちとの食事会も、長い付き合いの知り合いたちとの懇親会も、なかなかできなくなってしまいました ...続きを読む
2022.03.18
肛門の様々な症状、病気
奈良県医師会 水野崇志 肛門は自分では見えないですし、他人に見てもらうのも恥ずかしい部位です。何か症状があった場合、自分で調べてもなかなか判断するのは難しいといえます。それでも、症状によってある程度の推測は可能です。肛門 ...続きを読む
2022.01.21
帯状疱疹と予防接種-50歳を過ぎたら帯状疱疹予防接種をお考えくださいー
奈良県医師会 久保良一 50歳を過ぎると帯状疱疹(ほうしん)の発症が増え、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。 最近、帯状疱疹がワクチン接種で予防できるようになり、ワクチン接種を勧めるテレビコマーシ ...続きを読む