いかがですか あなたの健康

奈良県医師会では、県民のみなさまに病気の予防法や治療法などを分かりやすくご提供するために、毎月第1・第3木曜日の奈良新聞に、会員医師が執筆した健康啓発記事を掲載しています。
みなさまの健康づくりにお役立てください。

2021.02.19

下痢症について

奈良県医師会 水野崇志  下痢を経験したことがない人はほぼいないでしょう。例えば食べ過ぎたり、お酒を飲み過ぎたりした後に下痢になるのは誰もが経験したことがあると思います。一般的に下痢症とは便の水分が過剰になった状態のことで、その定義としては便の性状が軟便、又は水様便で1日に3回以上の排便を認める場合 ...続きを読む

2021.02.05

不整脈

奈良県医師会 山下圭造 我々の心臓は24時間休むことなく動き続け1日に約10万回も拍動しています。その1回1回の拍動は心臓の上部、右心房にある洞結節(どうけっせつ)という特殊な心筋が発する電気刺激が起源になっています。その刺激は刺激伝導系というルートを通って、約0.3秒という速さで全体に広がり、心臓 ...続きを読む

2021.01.22

正しく知ろう子宮頸がんのワクチン

奈良県医師会 中矢 雅治 子宮頸がんは高リスク型のヒトパピローマウイルス(以下HPV)が性的接触によって子宮頸部に感染し、その数年から十数年後に前癌病変(正常部よりも癌が発生しやすい形態に変化した組織)を経て発症する癌です。20~40代の若い女性でも発症する癌で年間11,000人以上の方が発症し、約 ...続きを読む

2021.01.07

飲み薬で禁煙

奈良県医師会 溝上晴久 喫煙が健康に害を与える事は誰もが知るところです。しかし、喫煙者の多くは喫煙が健康に害を与えると思いたくないので、喫煙と多くの健康被害との因果関係を認めようとはしません。 日本人のがんによる死亡のうち、男性34%、女性6%は喫煙が原因だと考えられています。特に肺がんは関連性が強 ...続きを読む

2020.12.18

多発性のう胞腎をご存知ですか?

奈良県医師会 赤井靖宏 みなさんの中に、血のつながった身内に腎臓が悪い人が多い、透析を受けている人が多い、あるいはくも膜下出血が多いという方はおられませんか?このような場合は、「多発性のう胞腎」という病気を考える必要があります。この病気は腎臓に「のう胞」という袋がたくさんできる病気です。袋の中には体 ...続きを読む

2020.12.03

心不全パンデミックということ

奈良県医師会 坂井 龍太 身近に「心不全」で入院した方はいませんか?「心臓の調子が悪い」感じのこの言葉、聞く機会が最近増えています。「パンデミック」は、ある病気が国や世界中で大流行することです。そう、新型コロナの様に主に感染症で使われる言葉です。ところが、「心不全」の「パンデミック」という表現があり ...続きを読む

2020.11.19

食物アレルギーとアトピー性皮膚炎

奈良県医師会 中矢雅治 アトピー性皮膚炎は、かつて食物アレルギーによるものではないかと考えられていました。血液検査で種々の抗体検査を行い、数値が高いとその食べ物は避けられていました。しかしながら現在ではその考えは否定され、経皮感作(けいひかんさ)と経口免疫寛容(けいこうめんえきかんよう)という考えが ...続きを読む

2020.11.05

漢方薬について

奈良県医師会 中垣公男   「漢方薬」は天然に存在する生薬(しょうやく)の組み合わせで出来ており、自然治癒力を高め、体調を整えます。一般的な医療現場で使用される漢方薬のほとんどは、エキス顆粒剤(かりゅうざい)(医療用漢方製剤)です。エキス剤は、煎じ薬(せんじぐすり)を濃縮、乾燥させてアルミ ...続きを読む

2020.10.16

インフルエンザワクチンの流通について

奈良県医師会 笠原仁   今回は、インフルエンザワクチンが作られる過程についてお話ししようと思います。 まず、そのシーズンにどんなインフルエンザが流行するかを予想するところから始まります。これは世界保健機構から毎年2月下旬ころに発表される推奨株と呼ばれるものの中から、日本での有効性、製造の ...続きを読む

2020.10.01

ワクチンについて

奈良県医師会 笠原仁   前回は、新型コロナウイルス感染症の検査についてお話しさせていただきました。今回は、これも話題になっているワクチンについてお話ししたいと思います。ただ新型コロナ感染症のワクチンの開発状況については、日々、状況が変わっているため、今回は一般的なワクチンのお話をする中で ...続きを読む

2020.09.03

新型コロナウイルス感染症の検査について

奈良県医師会 笠原仁 新型コロナウイルス感染症でみなさんの関心事はいろいろあると思うのですが、今回は検査についてお話ししようと思います。 令和2年7月現在、日本ではPCR法、抗原検査、抗体検査の3つが厚労省によって認められている検査となります。この中で検査時点での感染を証明できるのが、PCR法と抗原 ...続きを読む

2020.08.21

血栓症を予防しよう

奈良県医師会 山下圭造  血栓とは血管内にできた血の塊で、ケガをしたときに傷口にできる瘡蓋(かさぶた)のようなものです。血栓が突然、血管に詰まって血液が流れなくなり、その先の臓器・組織に障害を起こす病気を血栓症(血栓性梗塞)と呼びます。血栓のできる血管により様々な病気を発症しますが、なかでも脳梗塞、 ...続きを読む