いかがですか あなたの健康

奈良県医師会では、県民のみなさまに病気の予防法や治療法などを分かりやすくご提供するために、毎月第1・第3木曜日の奈良新聞に、会員医師が執筆した健康啓発記事を掲載しています。
みなさまの健康づくりにお役立てください。

2020.01.16

インフルエンザ

奈良県医師会 三笠桂一 気温が下がり、空気が乾燥してきますとインフルエンザなどのウイルス性呼吸器感染症が流行します。インフルエンザは伝染力の非常に強い流行性呼吸器感染症で、流行頻度と規模において最大級の感染症で、一旦流行すれば社会活動が阻害され経済的損失は大きいとされています。 インフルエンザウイル ...続きを読む

2019.12.19

便秘

奈良県医師会 松村榮久  便秘を訴える患者さんはとても多く、特に年配の方や若い女性には「毎日便が出ないとお肌に悪い」「体重が減らないのは宿便のせい」「すっきり出したい」などの理由で、市販の便秘薬を購入したり、他の病気で受診した外来診療のついでに「便秘薬をください」と求めたりする方がおられます。医師も ...続きを読む

2019.11.21

冬場の胃腸炎 ~ノロウイルス~

奈良県医師会 溝上晴久   毎年、寒い時期になると感染性胃腸炎の患者さんが増えてきます。その主な原因は、ノロウイルスによる感染です。ノロウイルスの感染力は非常に強く、わずか数十個のウイルスに感染しただけで発症します。感染の流行は11月頃より始まり、12月~1月にピークとなります。年間の食中 ...続きを読む

2019.11.07

蕁麻疹(じんましん)

奈良県医師会 井上孝文  皆さんは、かゆみでお困りになった経験はありますか? かゆみが原因で大きな健康被害が出ることはありませんが、かゆみで集中力が低下して、勉強や仕事、家事などに影響が出てしまうことはあると思います。また、かゆみのためにイライラしたり、睡眠が浅くなったり、趣味を楽しめなくなったりす ...続きを読む

2019.10.17

つつが虫病(後編)

奈良県医師会 岩井 務   つつが虫病の症状は発熱(38~40℃の高熱)、発疹、ツツガムシ幼虫の刺し口の3つが主な特徴です。つつが虫病の病原体(リケッチア)を持ったツツガムシ幼虫に刺されて5~14日頃、38~40℃の高熱ではじまり、全身倦怠、悪寒(寒気)、頭痛、のどの痛み、関節痛、食欲不振 ...続きを読む

2019.10.03

つつが虫病(前編)

奈良県医師会   岩井 務 つつが虫病は、病原体(リケッチア)を有するツツガムシ(ダニの一種)の幼虫に刺されて、高熱や発疹などが出る病気です。日本のつつが虫病には、現在6種類の血清型が知られており、それぞれ媒介するツツガムシの種類が決まっています(表参照)。ツツガムシごとに媒介する時期が異なるため、 ...続きを読む

2019.09.19

緑内障

奈良県医師会 大萩豊  緑内障は白内障とならんで有名な目の病気です。白内障では目の中の水晶体が濁ってくるのに対して、緑内障では徐々に視野が狭くなります。緑内障は40歳代以上の中高年に多く、岐阜県多治見市の住民を対象にした調査では、40歳以上の人の5%に緑内障が見られました。この調査で初めて緑内障が発 ...続きを読む

2019.09.05

がん征圧月間

奈良県医師会 山下圭造 毎年9月は「がん征圧月間」です。 我が国では急速な高齢化にともない癌にかかる人の数は確実に増えており、今や日本人の2人に1人は癌にかかり、3人に1人が癌によって死亡すると報告されています。   ①どうして癌になるのでしょう。 人間のからだは数十兆個の細胞が集まって出 ...続きを読む

2019.08.15

心房細動の予防

奈良県医師会 植山 正邦 4つある心臓の部屋は上の2つを心房(しんぼう)、下の2つを心室(しんしつ)と呼びます。心臓は全身や肺に血液を送り出すポンプの役割がある左右の心室と、肺や全身の静脈からの血液を溜めて心室に送り込む左右の心房で構成されます。 心房細動は主に左心房に入る肺静脈から発生する高頻度の ...続きを読む

2019.08.01

風疹検査を受けましょう

奈良県医師会 増井 一弘   皆様は今までに風疹に罹られたか、風疹ワクチンを2回接種されましたか? 風疹は一般に『三日はしか』と言われ、飛沫感染により人から人へ感染し、ウイルスに感染後2-3週で、発熱、全身倦怠感、頭痛、咽頭痛、鼻汁、咳などの上気道炎症状、頚部リンパ節腫脹に引き続いて、小さ ...続きを読む

2019.07.18

胆のう結石は経過を見ましよう

奈良県医師会 久保良一 肝臓で作られた胆汁は、肝臓の中の胆管に集められ、そして総胆管と言われる管を介して十二指腸に排出されます。右上腹部にある胆のうは、消化を助ける胆汁を濃縮し、貯蔵する袋状の消化器の臓器です。胆汁に含まれるコレステロールや胆汁色素が胆のう内で結晶となり、さらに石のように固まって大き ...続きを読む

2019.07.04

新型タバコに注意

奈良県医師会 溝上晴久 近年、日本での喫煙者数は、タバコの有害性に対する知識の広まりや健康志向などから、年々減少傾向にあります。しかし先進国の中では、喫煙率がまだまだ高いのが現状です。 最近では¨紙巻タバコより有害性が低い¨というふれこみで様々な新型タバコが出てきており、これが喫煙者数減少の妨げとな ...続きを読む