健康メモ

疾病対策や健康づくりのポイントについて、奈良県医師会広報委員が解説しています。

2020.05.01

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤は、足の静脈の血管が太くなり、こぶ状に浮き上がって見える身近な病気です。体には、血液が流れる2種類の血管である動脈と静脈があります。心臓から体全体に血液を送る血管を動脈と呼び、体のすみずみまで送られた血液を心臓に戻す血管が静脈です。 静脈瘤が足に出来やすいのは、人が立って生活していることが ...続きを読む

2020.05.01

緑内障

緑内障は徐々に視野が狭くなる目の病気です。国内では中途失明の原因として2002年から緑内障が1位となっており、推定の患者数は465万人と言われています。 緑内障という名前の由来については諸説あります。古代ギリシャのヒポクラテスが「目が地中海の海のように青くなり、やがて失明状態となる」と記述している説 ...続きを読む

2020.02.28

フレイルの予防

年をとるにつれて、「外出の機会が以前より減った」「活動的ではなくなった」と感じることはありませんか? そのような方は、もしかすると「フレイル」の危険信号が点灯しているのかもしれません。 フレイルとは、わかりやすく言えば「加齢とともに心身の活力が低下した状態」のことで、一般的には、健康な状態と要介護状 ...続きを読む

2019.12.20

便秘

便秘とは本来体外に排出すべき糞便を「十分量」かつ「快適に」排出できない状態のことで、排便回数の目安として1週間に3回未満の場合を便秘といいます。さらに鹿の糞のようなコロコロの硬便、強くいきむ、4回に1回以上摘便、残便感、直腸の閉塞感の複数があれば、慢性便秘と言ってよいでしょう。単に毎日排便がないとい ...続きを読む

2019.11.22

大腸がん検診を受けましょう

大腸がんは大腸に発生するがんで、ポリープにがんが発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。2017年の統計では大腸がんによる死亡数は男性で3位、女性で1位と上位を占めており、罹患率は40歳代から増加し始め、50歳代で加速され、高齢になるほど高くなります。 大腸がんの発生は生活習慣と関 ...続きを読む

2019.10.30

白内障

白内障とは、目の中にあるレンズの役割をする水晶体が濁る病気です。白内障は加齢に伴い発生する場合が一般的で(白内障の約90%)早ければ40歳前後で発症し、60歳を過ぎると80%以上、80歳を超えるとほとんどの人に白内障の症状が認められます。 白内障の症状は、水晶体の濁り方で様々です。光の通りが悪く、全 ...続きを読む

2019.10.08

心房細動の予防

心臓は全身や肺に血液を送り出すポンプの役割をする左右の心室と、肺や全身の静脈からの血液を心室に送り込む左右の心房で構成されます。 心房細動は心房が細かく震えて不規則な動きをする不整脈です。 心房の血液がよどんで固まりやすくなり血液の塊(血栓)が出来て全身の血管に流されてしまうことがあり、血栓が脳の血 ...続きを読む

2019.08.23

つつが虫病

つつが虫病の原因菌はツツガムシというダニが持つリケッチアで、ツツガムシに草むらなどで刺される(吸着される)と、菌が体内に入って発症します。治療が遅れると重症となり、死亡することもあります。感染しやすい時期は、ダニの活動する春~初夏と秋~初冬の2つの時期で、最近は毎年500人程度の報告があります。 症 ...続きを読む

2019.07.30

尿路結石症

尿路結石症とは、尿路(腎臓から尿道までの尿の通り道)に、結石(尿に含まれるカルシウム・シュウ酸・リン酸・尿酸などが結晶化したもの)ができる病気です。 結石のできる位置によって、腎結石 、尿管結石、膀胱結石に分類されます。 主な症状は、疝痛(せんつう)と呼ばれる突然発生する非常に激しい痛みです。腎結石 ...続きを読む

2019.06.24

風疹検査を受けましょう

風疹は、感染後2―3週で、発熱、全身倦怠感、頭痛、咽頭痛、鼻汁、咳などの上気道炎症状、頚部リンパ節腫脹(しゅちょう)に引き続いて、小さな鮮紅色の丘疹(きゅうしん)が出現する疾患です。 通常は、発疹が2―3日で消失し、リンパ節腫脹も数週間で消失しますが、まれに関節炎や、脳炎、血小板減少性紫斑病(しはん ...続きを読む

2019.05.24

だれにもできる「運動」の勧め

みなさんは運動されていますか? 厚生労働省は「1回30分以上の運動を、週に2回以上実施し、それを1年以上継続する」運動習慣を勧めていますが、運動習慣を有する成人は国民全体の20―30%に過ぎないとされています。 なぜ運動が勧められるのでしょうか? 運動にはいろいろ良いことがありますが、最近は「運動が ...続きを読む

2019.04.26

肺炎球菌ワクチン

平成26年10月から高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの定期接種が始まりました。平成31年3月には現在65歳以上のすべての方に接種勧奨の通知が届き、接種が終了する予定でした。しかし、接種を済まされた人は対象者の約40パーセントに留まっています。 肺炎は日本人の死因の常に上位を占める重篤な病気で、その95 ...続きを読む