疾病対策や健康づくりのポイントについて、奈良県医師会広報委員が解説しています。
2023.04.25
大腸への血液の流れが一時的に悪くなり、循環障害によって起こる腸炎です。 便秘が原因となることが多く、強く気張った時や、大腸粘膜への血流が低下します。また食後の消化吸収時や精神的ストレスなどが誘因になり、高血圧・糖尿病・虚 ...続きを読む
2023.03.31
日差しも暖かくなり、コロナ禍の行動制限も緩和され、皆様も外に出られる機会が増えてこられたのではないでしょうか。寒い冬場よりも、春先の方が腰痛になられる方が多いのです。まずは柔軟体操、ストレッチから始めましょう。 また、季 ...続きを読む
2023.02.20
今(2月10日現在)もまだ新型コロナウイルス感染症、インフルエンザウイルス感染症などが蔓延し、その対策、治療に目が行きがちですが、今年もまた(スギ)花粉症の季節になりました。 日本気象協会によりますと、2023年春の花粉 ...続きを読む
2023.01.27
「頭が痛い」ことが多い世の中ですが、慢性頭痛のひとつである片頭痛についてお話ししましょう。 片頭痛の痛みは脈打つような痛みと表現され、主に頭の片側にみられます。原因としては様々で寝不足、寝過ぎ、ほっとした時や女性では月経 ...続きを読む
2022.12.27
起立性調節障害(以下OD)は、思春期の子どもたちの約1割が発症すると言われる頻度の高い心身症の一つです。立っていると気持ちが悪くなる、朝起きにくい、少し歩くと動悸や息切れがする、食欲不振、全身倦怠感、頭痛、めまい、乗り物 ...続きを読む
2022.11.22
11月14日は「世界糖尿病デー」に制定されており、世界中で糖尿病の啓発活動が行われます。糖尿病は「血糖値が高くなる病気」ですが、血糖値が高い状態が長く続くと全身の臓器に障害が出てきます。臓器の障害を防ぐためには、糖尿病の ...続きを読む
2022.10.26
我が国では急速な高齢化にともない癌(がん)にかかる人の数は増えており、今や日本人の2人に1人は癌にかかり、3人に1人が癌によって死亡すると報告されています。 癌の発生を招く最も大きな原因は加齢です。40〜50才から癌にか ...続きを読む
2022.09.28
糖尿病人口は年々増えており、日本では成人の6人に1人が糖尿病及びその予備軍となっています。糖尿病の治療には食事療法・運動療法・薬物療法の3つの柱がありあますが、その中で最も大事なのが食事療法です。世間では様々なダイエット ...続きを読む
2022.08.31
近年、山間部の過疎・高齢化で、森林環境が悪化したため、野生動物が増加し、その獣害が問題となっています。また野生動物から血を吸って生きているマダニ類も、春から秋にその活動範囲を身近な里山まで広げ、マダニに咬まれる人が増えて ...続きを読む
2022.08.05
閉経前後の女性の更年期障害は有名ですが、男性にも更年期障害があることはご存知でしょうか? 男性の更年期障害は加齢やストレスにより男性ホルモン(テストステロン)が低下することにより起こります。男性ホルモンは20歳ごろにピー ...続きを読む
2022.06.17
気温の寒暖差が大きいことにより、自律神経の働きが乱れ、体が疲れることを「寒暖差疲労」といいます。気温の変化に伴い、体は体温を一定に保つため自律神経を働かせて皮膚の血管を流れる血液量を調整したり、筋肉で熱を生み出したり、発 ...続きを読む
2022.05.25
「漢方薬」は天然に存在する生薬(しょうやく)の組み合わせで出来ており、自然治癒力を高め、体調を整えます。 「漢方医学」では、患者さんを病名で診断するだけでなく、一人一人の体質や病気の状態を見きわめながら、最適な漢方薬を使 ...続きを読む