平成28年6月25日 |
「不眠症の薬物療法と問題点 ―依存・転倒・傾眠・せん妄・認知機能低下について―」」 |
近畿大学医学部メンタルヘルス科 岡田 章先生 |
不眠症の理解のため不眠に関する神経核、不眠のflip‐flop model、不眠の発生機序、不眠の診断基準について述べた。次に、現在不眠症に対して使用されている薬物について、GABA(γアミノ酪酸)作動薬(バルビツール酸誘導体、ベンゾジアゼピン系薬物、非ベンゾジアゼピン系薬物(Z薬)、オレキシン拮抗薬、メラトニン受容体刺激薬に分類してそれぞれの薬理学的特徴およびこれらの薬物問題点を依存、転倒、傾眠、せん妄、認知機能低下に分けて解説した。 |
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