平成28年12月
この一年を振り返って
 我々、新執行部が平成28年3月に発足してから、この1年間にいろいろなことがありました。ここで、この1年間を振り返り報告させていただきます。
平成28年3月は宮城前会長が進めてこられた県の助成をうけた「在宅医療体制整備事業」を協力して完成させました。また、天理市立メデイカルセンターが4月より現在の建物に移転して新たなスタートをきるにあたって市民向けの内覧会が行われました。この内覧会には地区医師会も協力して市民の方々をお迎えしました。そして休日応急診療所も4月より天理市立メデイカルセンターに場所を移して診療を開始しております。また、地区医師会事務局も10月より天理市立メデイカルセンター2階に移転し、休日応急診療所の運営を任されています。さらに、10月より地区医師会定例会も天理市立メデイカルセンター2階会議室で開催しております。
天理市立メデイカルセンター2階の地域ケア広場では「病気のいろは」と題した市民向けの介護予防の講演会が定期的に開催されていますが、この講演会には会員の先生方が講師を勤めています。
そして、地区医師会の今年度の大きな事業として、天理市より助成をうけてICTを使用して在宅患者さんの情報を他職種で共有して他職種連携をすすめる事業がスタートしております。すでに、12月までに管理者ID取得者11名、参加者ID取得者81名と多数の参加が得られ、患者の部屋の開設も総開設数が32例にのぼり、実際に他職種連携に役立っています。
これ以外にも例年実施してきた事業としては7月23日に病院代表と医師会執行部が意見交換する病診連携協議会、8月7日に糖尿病をテーマに天理よろづ相談所病院の辻井先生、森川先生や歯科医師会の山本先生に講演していただいた市民公開講座、8月27日に天理よろづ相談所病院・世話取りセンターの中村先生に褥瘡の講演をしていただいた病診連携講演会、6月25日と10月29日に開催され、訪問看護ステーションや介護職にも広く参加を呼びかけてそれぞれ30名あまりの参加者があった在宅医療勉強会、10月23日に会員や会員の奥様方にも参加頂いた会員研修会、11月5日には昨年度より参加している天理市防災訓練(朝和小学校)なども例年通り開催しました。
このようにいろいろなことがあった1年間でしたが、地区医師会としては会員や関係団体の協力のもとこれらの事業をなんとか大きな問題もなく行えたと考えております
地区医師会としましては来年度も今まで以上に市民の方々の健康・福祉の増進がはかれるように活動していきたいと考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。
以上簡単ではありますが、この一年間を振り返って報告させて頂きます。

                      天理地区医師会会長
                         鹿子木和彦
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