平成29年5月
会長挨拶 事業計画
 平成28年3月1日に我々執行部が発足してから一年あまりが経過しました。色々なことがあった一年間でしたが、会員の協力のもとに大きな問題もなく医師会事業を運営することが出来ました。
また、この一年間で会員の移動に大きな変化がありましたので報告させていただきます。平成28年8月より植月祐次先生(うえつきクリニック)、野瀬謙介先生(クリニック野瀬)、平成28年11月より森本直人先生(みないち循環器内科・外科)、平成29年4月より佐々木弥寿延先生(ささきクリニック)と4名の先生を新しく会員として迎え入れることが出来ました。新規加入の先生方のご活躍を期待しています。
しかし、平成29年4月19日蔵本聰子先生(蔵本医院)がご逝去されるという悲しい出来事もありました。蔵本先生は昭和29年4月に産婦人科診療所である蔵本医院を開設され、長年にわたり地域医療に貢献されました。ご冥福をお祈りします。
  天理地区医師会はこれからも会員の先生方の協力を得ながら地域医療の貢献に尽くしたいと考えております。以下に、平成29年度事業計画を紹介させていただきます。この事業計画に沿って地区医師会事業を進めたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。


平成29年度 事業計画

1.在宅医療体制整備の推進、地域包括ケアシステムの構築
 1)かかりつけ医のいない在宅患者の受け入れ体制の周知を図る。
 2)ICTネットワークを利用した多職種連携システムの充実を図る。
 3)在宅医療勉強会を訪問看護ステーション、介護職を交えて開催する(3回/年、6月、10月、2月)。
 4)「まちかど相談室」の充実を図る。毎月の医師会の担当医を決めて「まちかど相談室」において地域包括支援センター等と協力して市民からの相談業務に当たる。
 5)地域ケア会議の開催
   多職種の代表者が集まり天理市全体の方向性を協議する地域ケア会議を開催する。
 6)サロン活動への協力
   各地域包括支援センターに対して医師会から講師を派遣して、サロン活動の推進に協力する。
2.病診連携協議会の開催
   今年度は奈良県で、各構想区における地域医療構想の具体的な協議が開始される。
この件を中心に各病院とのあいだで、今後の医師会としての対応を協議したい。
3.市民公開講座の開催(平成29年7月30日、天理市文化センター)
4.病診連携講演会の開催(平成29年8月19日、ウエルカムハウス コトブキ)
5.天理市立メデイカルセンター介護予防教室「病気のいろは」について
天理市立メデイカルセンター、地域ケア広場において開催される介護予防教室の講師を担当する。
6.防災訓練
   従来通りの小学校での防災訓練に医療救護活動として協力する。 
それ以外に、災害発生時の災害救護班本部の立ち上げ及び運営の訓練を実施したい。
7.会員研修会
   従来通り、秋に開催する予定です。
8.さわやか会
   従来通り、年間3回 開催する予定です(含、歯科医師会との合同コンペ)。
9.特定健診、プチ健診、学校健診、学校安全衛生委員会、各種予防接種、介護認定審査等、県および保健所関連の会議への出席等を会員の協力を得て実施していく。
10.天理地区医師会ホームページを定期的に更新していく。





                          天理地区医師会会長
                             鹿子木 和彦
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