製薬企業から日本医師会へ医療用医薬品の供給不足に係る情報を提供された場合のメンバーズルームへの公開について

医療用医薬品の供給状況については、一部品目の製造・供給停止や出荷調整が相次いでおり、製薬企業からの供給再開時期や代替薬等に関する情報提供が不十分であるなど、現場の医療機関に混乱をきたしています。

このような状況を踏まえ、厚生労働省医政局経済課により、医療用医薬品の供給不足が生じる場合の対応の一般的な手順(医療用医薬品の供給不足時の対応スキーム)が策定され、当該スキームに則した対応が行われてきているところです。

今般、当該スキームに基づき製薬企業から日医宛へ情報提供された内容を、日医ホームページメンバーズルームにて公開されることになりました。

こちらからご覧いただけます。⇒日医ホームページメンバーズルーム「医薬品の供給に関する情報」

併せて、これまでの供給不安に関する事例(セファゾリン、アルファカルシドール製剤等)のように、市場占有率の高い品目が出荷調整や回収の対象となる場合、当該品目だけでなく、他社品目や同種同効薬についても通常どおりの供給が難しくなることが考えられます。改めまして、医療機関の先生方におかれましては、こうした品目について、患者の適格性、長期処方の見直しおよび処方の必要性の検討を積極的にお願いいたします。