いかがですか あなたの健康

奈良県医師会では、県民のみなさまに病気の予防法や治療法などを分かりやすくご提供するために、毎月第1・第3木曜日の奈良新聞に、会員医師が執筆した健康啓発記事を掲載しています。
みなさまの健康づくりにお役立てください。

※掲載記事の二次利用にあたっては、事前に下記までご連絡ください。
●奈良県医師会事務局 TEL 0744-22-8502

2024.12.20

ばね指

奈良県医師会 林 良一 ▶概要 「ばね指」とは、指に発症する腱鞘炎(けんしょうえん)の一種で、指の付け根の痛みや腫(は)れなどの症状が現れます。 ばね指は朝方に悪化することが多く、日中は指を使用することで症 ...続きを読む

2024.12.06

お酒は百薬の長?

奈良県医師会 中谷敏也 お酒は昔から「百薬の長」と呼ばれ、適度な飲酒はリラックス効果や社交の場での楽しみとして親しまれています。しかし、飲み過ぎると健康を害し、病気の原因となることもあるため、どのようにお酒を楽しむかはと ...続きを読む

2024.11.08

薬剤関連顎骨壊死とは

奈良県医師会 中垣公男 顎骨壊死(がっこつえし)とは、あごの骨の組織が死んで腐った状態になることです。あごの骨が腐ると、口の中にいる細菌による感染が起こり、あごの痛み、腫(は)れ、 膿(うみ)が出るなどの症状が出現します ...続きを読む

2024.10.18

ロボット支援下手術

奈良県医師会 久下博之 「ロボット支援下手術」は、外科医が手術ロボットシステムを操作して患者さんに外科手術を行う方法です。患者さんに直接触れる「ペイシェントカート」、術者が操作する「サージョンコンソール」、電気メスなどを ...続きを読む

2024.10.04

マダニに咬まれて肉アレルギー

奈良県医師会 山本忠彦 季節はめぐり涼しくなり、野山に出かける機会が増えてくると気を付けなければならないのが「マダニ」です。 マダニに咬(か)まれて引き起こされる病気として、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」や「日 ...続きを読む

2024.09.20

こども一人の人格をもった人間としてみる

奈良県医師会 本木隆規 こども家庭庁が2023年4月に発足し1年が経ちました。本年度6月に「日本版DBS(こども性暴力防止)法」、ヤングケアラー支援を強化した「改正子ども・若者育成支援推進法」が制定されました。 1つ目の ...続きを読む

2024.09.06

ばね指

奈良県医師会 瀬戸靖史 「ばね指」とは、手を広げようとした時に、一部の指だけがスムーズに伸びきらず、途中で引っ掛かりばねのように弾けて伸びる現象で、腱鞘(けんしょう)炎の悪化した状態です。 指を曲げ伸ばしする動作は、腕の ...続きを読む

2024.08.16

熱中症

奈良県医師会 松村榮久 ■熱中症とは:暑い環境に適応できず、体調を悪くすることです。二つのタイプがあります。 一つは、高温環境下での運動や労作で発症し、炎天下でのスポーツ、草刈り、畑仕事が典型的です。 もう一つは、冷房の ...続きを読む

2024.08.02

睡眠時無呼吸症候群とは

奈良県医師会 増田大徳 「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は、「睡眠中に呼吸が一時的に停止する状態」を指します。この状態は10秒以上続く場合が多く、一晩に数十回から数百回も発生することがあります。これにより、十分な睡眠が取 ...続きを読む