奈良県医師会では、県民のみなさまに病気の予防法や治療法などを分かりやすくご提供するために、毎月第1・第3木曜日の奈良新聞に、会員医師が執筆した健康啓発記事を掲載しています。
みなさまの健康づくりにお役立てください。
2023.03.03
足関節外果剥離骨折 ~子どもの足首の捻挫は要注意~
奈良県医師会 瀬戸靖史 子どもの成長は頼もしい限りで、小学校に入るくらいになると動きも活発になり、怪我をして帰って来られることもあるかと思います。放っておいても勝手に治ってしまう怪我もありますが、気を付けるべき怪我もあり ...続きを読む
2023.02.03
次世代のために風疹ワクチンを打ちましょう
奈良県医師会 丸山祥代 2月4日は風疹の日。 「風疹?流行ってるなんて最近聞かないし、もうかからないでしょ」―そんなふうに思っていませんか。 国内での発生例はいったん減っていましたが、近年は海外で感染して帰国する輸入例が ...続きを読む
2022.12.02
脂肪肝、放っておいて大丈夫?
奈良県医師会 溝上晴久 人間ドックや健康診断を受けて、「脂肪肝」と言われたことがありませんか? 近年増加傾向にあり、日本人では男性の32~41%、女性の9~18%の方が脂肪肝といわれています。 ところがそう診断されても「 ...続きを読む
2022.09.15
新型コロナ感染症のみなし陽性患者について
奈良県医師会 笠原仁 今年初めより耳にするようになった『みなし陽性』という言葉ですが、実はこの言葉は正式な用語ではありません。同居家族などの感染者の濃厚接触者が有症状となった場合で、検査を実施せずに医師の判断により臨床診 ...続きを読む
2022.09.02
「長引く咳」への対応
奈良県医師会 松村榮久 新型コロナウイルス感染症の流行が続き、皆さん咳(せき)に敏感です。特に人が集まる場では気を遣われます。新型コロナウイルス感染症においては、一部の重症例や重症化リスクのある人を除く大多数の方には特別 ...続きを読む