女性の病気
2024.07.19
自己免疫疾患編② ―全身性エリテマトーデス(SLE)はどんな病気?―
奈良県医師会 赤井 靖宏 「全身性エリテマトーデス(SLE)」は、わが国で6~10万人の方が患っているといわれている自己免疫疾患(「膠原(こうげん)病」とも言われます)の代表的病気です。この病気は20~40歳台の女性に発 ...続きを読む
2024.05.17
下肢静脈瘤は治療できます
奈良県医師会 石川千紗都 足のふくらはぎなどに「静脈瘤(りゅう)」というボコボコした血管が浮き出ている方はいませんか? 「下肢(かし)静脈瘤」は以前は「命に関わらない病気なので、そのままでいい」と言われていました。 しか ...続きを読む
2023.11.02
9価の子宮頸がんワクチン
奈良県医師会 中矢雅治 子宮頸(けい)がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が子宮頚部に持続感染することで発症する、20代から40代の若い女性に多いがんです。 日本では年間約11000人が罹(り)患し、2900人の方が ...続きを読む
2023.04.21
泌尿器科を知っていますか?
奈良県医師会 植月祐次 「血圧が高いので内科を受診する」「骨折したので整形外科」「妊娠したので産婦人科」―皆さんが病院を受診するときに、どの科を受診するか迷うこともあるかと思います。 最近では「インターネットで症状を検索 ...続きを読む
2022.06.17
子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種
奈良県医師会 中矢雅治 過去に子宮頸がんワクチン(以下、HPVワクチン)を接種する機会を逃した方を対象に、令和4年4月1日から同ワクチンを公費で接種できる機会が新たに設けられることになりました。対象者は平成9年4月2日~ ...続きを読む
2021.12.03
月経時期の調節 -受験はベストコンディションで-
奈良県医師会 丸山 祥代 受験生の皆さん、いよいよ本番が近づいてきましたね。入試に限らず、大切な行事は誰しもベストコンディションで臨みたいものです。手洗いうがいはコロナのおかげで習慣になったし、インフルエンザワクチンやコ ...続きを読む
2021.01.22
正しく知ろう子宮頸がんのワクチン
奈良県医師会 中矢 雅治 子宮頸がんは高リスク型のヒトパピローマウイルス(以下HPV)が性的接触によって子宮頸部に感染し、その数年から十数年後に前癌病変(正常部よりも癌が発生しやすい形態に変化した組織)を経て発症する癌で ...続きを読む
2013.09.25
骨粗しょう症治療を コツコツ続けましょう
奈良県医師会 岩井 務 高齢化に伴い、日本の骨粗しょう症の患者さんは年々増加し、その数は現在約1280万人と推測されています。しかし、そのうち治療を受けている患者さんは20%程度と言われています。骨粗しょう症になってい ...続きを読む
2012.07.11
乳がん―垂乳根 遠くなりにけり
奈良県医師会 西村 理 「垂乳根」は下垂(かすい)した乳房で、日本語の「母・親」に対する「まくらことば」と教えられてきました。しかし現代、日本女性から垂乳根が消えつつあります。ある下着メーカーが「最近の日本人女性に垂乳根 ...続きを読む
2012.07.11
骨粗鬆症と女性ホルモン
奈良県医師会 三橋 仁美 高齢化社会を迎え、骨折が原因で寝たきりになる人が増えています。わが国の骨粗しょう症の患者数は1千万人以上もいるとされ、男女比では圧倒的に女性に多いのが現状です。65歳以上の女性のほとんどに骨量の ...続きを読む
2012.07.11
乳がん検診を受けていますか?
奈良県医師会 鹿子木 英毅 乳がんは、胃がん、大腸がんとともに、日本人女性が最もかかりやすいがんのひとつです。日本では毎年4万人以上の方が新しく乳がんと診断されており、その数は年々増加しています。 乳がんの患者数は30歳 ...続きを読む
2012.07.11
子宮頸がん予防ワクチン
奈良県医師会 三橋 仁美 子宮頸がんは、女性特有のがんとしては乳がんに次いで罹患率(りかんりつ)が高く、特に20~30歳代のがんでは第1位となっています。子宮頸がんは子宮入り口にできるがんで、ヒトパピローマウイルス(HP ...続きを読む