肝臓・腎臓・その他の臓器
2022.12.02
脂肪肝、放っておいて大丈夫?
奈良県医師会 溝上晴久 人間ドックや健康診断を受けて、「脂肪肝」と言われたことがありませんか? 近年増加傾向にあり、日本人では男性の32~41%、女性の9~18%の方が脂肪肝といわれています。 ところがそう診断されても「 ...続きを読む
2021.07.16
膀胱炎はなぜ再発するのでしょうか
奈良県医師会 植月祐次 皆様の中にも膀胱炎になったことがある方は大変多いと思います。膀胱炎は主に細菌感染によるもので、排尿時の痛み、頻尿、残尿感、尿の濁り、血尿などの症状を特徴とする病気です。女性によくみられ、年に何度も ...続きを読む
2020.12.18
多発性のう胞腎をご存知ですか?
奈良県医師会 赤井靖宏 みなさんの中に、血のつながった身内に腎臓が悪い人が多い、透析を受けている人が多い、あるいはくも膜下出血が多いという方はおられませんか?このような場合は、「多発性のう胞腎」という病気を考える必要があ ...続きを読む
2020.08.07
夏場は特にご注意を ― 痛みの王様「尿路結石」とは? ―
奈良県医師会 植月 祐次 病気の中で一番痛い病気はなんでしょうか? 「ぎっくり腰」「痛風」「歯の痛み」「陣痛、出産(病気ではないですが)」…。皆さんの中でもご経験された病気もあると思います。 もちろん同じ病 ...続きを読む
2019.07.18
胆のう結石は経過を見ましよう
奈良県医師会 久保良一 肝臓で作られた胆汁は、肝臓の中の胆管に集められ、そして総胆管と言われる管を介して十二指腸に排出されます。右上腹部にある胆のうは、消化を助ける胆汁を濃縮し、貯蔵する袋状の消化器の臓器です。胆汁に含ま ...続きを読む
2017.02.03
糖尿病重症化予防プログラム
県医師会 赤井 靖宏 糖尿病患者数は、この50年間で50倍以上に増え、糖尿病はいまや誰もがかかりうる「国民病」です。 糖尿病は血糖値が上がる病気ですが、血糖が上がって命を失うことはめったにありません。糖尿病患者 ...続きを読む
2016.10.07
B型肝炎ワクチンが定期接種になりました
県医師会 清益 功浩 肝臓(かんぞう)に炎症を起こすウイルスは現在、A型、B型、C型、D型、E型があり、B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスによって起こす肝炎です。主に血液や体液などを介して感染します。感染すると、約 ...続きを読む
2016.08.19
異型狭心症(いけいきょうしんしょう)
県医師会 植山 正邦 心臓の表面にある3本の冠動脈と呼ばれる血管が心臓の筋肉に酸素と栄養を供給しています。高コレステロール血症、高血圧、糖尿病、高尿酸血症、肥満といったメタボリックシンドロームや、喫煙、加齢、慢性の ...続きを読む
2015.11.06
糖尿病合併症を防ぎましょう
奈良県医師会 赤井 靖宏 糖尿病は、体内で分泌されるインスリンが不足するか、その作用が障害されて、血液中の糖分(血糖)が増加する病気です。糖尿病は、血糖が高いことよりも、高い血糖値が全身の血管を悪くして臓器障害を起こす ...続きを読む
2015.10.02
結核 ― 過去の病気ではありません ―
奈良県医師会 鹿子木 英毅 結核は結核菌が体の中に入り増えることで起こる感染症です。空気感染により人から人に伝染しますが、結核菌に感染しても必ず発病するわけではありません。人によっては感染してから何十年も経ってから発 ...続きを読む
2015.07.17
あなたの肝臓は大丈夫? もしかしてウイルス性肝炎では…
奈良県医師会 村井 孝行 肝炎を起こす原因には色々とありますが、日本における肝炎のほとんどは、ウイルスによって引き起こされるウイルス性肝炎です。なかでも、B型およびC型肝炎ウイルスの患者と感染者を合わせると、300万 ...続きを読む
2015.04.03
新しいC型肝炎治療について
奈良県医師会 塚本 昇 C型肝炎治療は日進月歩で進んでいます。以前はPEGインターフェロンとリバビリンという抗ウイルス薬の併用治療が主流でしたが、この治療に加えてC型肝炎遺伝子に直接作用するプロテアーゼインヒビターを加 ...続きを読む
2014.05.16
肝炎にも色々な原因があるのをご存じですか?
奈良県医師会 村井 孝行 肝炎といっても色々な原因があり、①ウイルス感染によるもの ②薬剤によるもの ③アルコールによるもの に大きくわかれます。 ①はウイルス性肝炎で、現在、ウイルスの種類によりA〜F、TT型の7種 ...続きを読む
2014.03.25
慢性腎臓病(CKD)とは?
奈良県医師会 赤井 靖宏 皆さんは、CKDという病気をご存知ですか? CKDとは「慢性腎臓病」のことです。 「腎臓病」と聞くと「糖尿病で腎臓が悪くなって」とか「健診で尿にたんぱくがおりて」などを思われるかも知れません ...続きを読む
2014.03.25
尿中微量アルブミン検査
奈良県医師会 赤井 靖宏 「尿中微量アルブミン検査」をご存じですか? この検査は糖尿病を患っておられる方が年に1―2回は受けていただく必要がある検査です。 糖尿病患者数は、わが国で増加し続けています。糖尿病が腎臓(じ ...続きを読む
2013.10.18
排尿後尿滴下(はいにょうごにょうてきか) -尿漏れ-
奈良県医師会 金子 佳照 排尿症状には、蓄尿期症状(頻尿:尿が近い)、排尿期症状(出にくい)および排尿後症状があります。尿を出し終わってから、陰茎(いんけい)を下着にしまった後に、尿道内に残った尿が出て「たらーっと」下 ...続きを読む
2013.06.21
熱中症にご注意ください!
奈良県医師会 熱中症は、暑い環境に長時間さらされることで体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調整機能が適切に働かなくなる障害の総称です。熱中症になると、体内に熱がたまり、めまい、大量の発汗、吐き気、頭痛、筋肉痛 ...続きを読む
2013.06.07
前立腺肥大症と前立腺癌
奈良県医師会 吉江 貫 前立腺は男性だけにある臓器で、大きさは栗の実大で膀胱の下にあり、尿道を取り囲んでいます。みかんのような層構造をしていて、被膜付近の外腺(みかんの皮にあたる部分)と、尿道のまわりの内腺(みかんの実 ...続きを読む
2013.02.21
歳をとると、夜中のトイレ回数が増えるのは仕方がない??
奈良県医師会 夏目 修 私達の多くは、歳をとると夜中にオシッコをしたくなって何度も目が覚めてしまい、トイレに通う回数が多くなることを当然のように思っていませんか? このように加齢に伴い夜中のトイレ回数が増えてしまうこと ...続きを読む
2012.07.11
脂肪肝から肝臓がん?
奈良県医師会 石井 禎暢 脂肪肝は、国民の3人に1人にかかっていると言われる生活習慣病の一つです。最近では、脂肪肝と診断される人が急速に増えており、成人男性の10%、女性の3%にみられます。 日本人は、別名「節約遺伝子」 ...続きを読む
2012.07.11
単孔式腹腔鏡下胆のう摘出術について
奈良県医師会 岡村 隆仁 「傷跡の残らない手術」と言えば、まるで心霊手術のようですが、現代の医学は様々なことを可能にしてきました。「単孔式腹腔鏡下胆のう摘出術」とは、臍(へそ)を縦に切り開いて、そこからカメラや機器を挿入 ...続きを読む
2012.07.11
夜尿症の日常生活の注意点
奈良県医師会 澤井 遵 夜尿症とは、夜間睡眠中に無意識のうちに排尿することです。幼児期の夜尿症は生理的な夜尿症であるため、全く心配は要りません。5~6歳を過ぎてもなお続くものが、生活指導や治療の対象になります。夜尿症の日 ...続きを読む
2012.07.09
尿にたんぱくが出ていると言われたら…
奈良県医師会 赤井 靖宏 学校の検診、会社の検診、特定健診などで尿検査を受けた場合に、尿たんぱくが陽性という結果が返ってくる場合があります。 皆さんは、このような場合にどうされるでしょうか? 「症状もないし、別にいい ...続きを読む
2012.07.09
関節リウマチは関節だけの病気ではありません
奈良県医師会 赤井 靖宏 関節リウマチは、その名が示すとおり、関節で炎症が起こり、放置すると関節が破壊される病気です。しかし、関節だけの病気ではないことをご存じでしょうか? 実は、関節リウマチは、たくさんの臓器に変化を ...続きを読む