2024.04.05

高血圧には減塩とカリウム摂取を

奈良県医師会 山本忠彦 数年前から高血圧は、「収縮期血圧 130mmHg、拡張期血圧 80mmHg 以上が持続すること」と定義されるようになり、血圧を下げる目標値も年齢や疾患の有無で多少の差はあるものの、おおむねこれら以 ...続きを読む

2023.04.06

心房細動と診断されたら

奈良県医師会 森岡敏一 急に動悸(き)や胸部不快感が起こって来院される患者さんの中では、「心房細動」が最もよく見受けられます。脈の間隔が不規則で、頻脈(心拍数が多い状態)なのですが、比較的元気で歩いて来る人がほとんどです ...続きを読む

2022.02.18

心筋炎・心膜炎

奈良県医師会 山下圭造 私たちの体には、病原体の侵入や外傷に備えて自分を守り、元の状態に修復しようとする力(免疫力)が備わっています。体のどこかで異常を感知すると直ちに異常信号が点灯し、その場所に痛み、発熱、腫(は)れを ...続きを読む

2021.09.03

むくみ

奈良県医師会 水野崇志 むくみは、浮腫(ふしゅ)とも言って皮膚の下に水分が余分にたまっている状態のことです。一般的には足のすねを指で押して戻る具合で、むくみの有無を判定します。むくみがあると慌てる方もおられますが、病気以 ...続きを読む

2021.08.05

血圧をしっかり管理するために

奈良県医師会 山下圭造  年齢とともに細かい文字が読みづらくなるなど、視力の衰えから「私も年を取ったなあ」と感じる人は多いのではないでしょうか。目は最もよく使う感覚器官なので敏感に自覚し、日常的に不便さを感じるために眼鏡 ...続きを読む

2021.06.04

下肢静脈瘤

奈良県医師会 久保良一 下肢静脈瘤とは足の血管がふくれて太くなり、網目状やこぶ状に浮き上がって見える身近な血管の病気です。日本の患者数は1000万人以上とされ、また女性が男性に比べ2~3倍多く、妊娠出産経験のある女性の約 ...続きを読む

2021.02.05

不整脈

奈良県医師会 山下圭造 我々の心臓は24時間休むことなく動き続け1日に約10万回も拍動しています。その1回1回の拍動は心臓の上部、右心房にある洞結節(どうけっせつ)という特殊な心筋が発する電気刺激が起源になっています。そ ...続きを読む

2020.12.03

心不全パンデミックということ

奈良県医師会 坂井 龍太 身近に「心不全」で入院した方はいませんか?「心臓の調子が悪い」感じのこの言葉、聞く機会が最近増えています。「パンデミック」は、ある病気が国や世界中で大流行することです。そう、新型コロナの様に主に ...続きを読む

2020.08.21

血栓症を予防しよう

奈良県医師会 山下圭造  血栓とは血管内にできた血の塊で、ケガをしたときに傷口にできる瘡蓋(かさぶた)のようなものです。血栓が突然、血管に詰まって血液が流れなくなり、その先の臓器・組織に障害を起こす病気を血栓症(血栓性梗 ...続きを読む

2020.03.19

感染性心内膜炎の予防

奈良県医師会 植山正邦 感染性心内膜炎は1年間で10万人あたり1~5人に起こるといわれる稀な病気ですが、一旦発症すれば多くの合併症を引き起こし適切な治療をしなければ死に至ります。心臓の内側を覆う心内膜(しんないまく)に細 ...続きを読む

2019.10.08

心房細動の予防

心臓は全身や肺に血液を送り出すポンプの役割をする左右の心室と、肺や全身の静脈からの血液を心室に送り込む左右の心房で構成されます。 心房細動は心房が細かく震えて不規則な動きをする不整脈です。 心房の血液がよどんで固まりやす ...続きを読む

2019.08.15

心房細動の予防

奈良県医師会 植山 正邦 4つある心臓の部屋は上の2つを心房(しんぼう)、下の2つを心室(しんしつ)と呼びます。心臓は全身や肺に血液を送り出すポンプの役割がある左右の心室と、肺や全身の静脈からの血液を溜めて心室に送り込む ...続きを読む

2019.05.16

小球性貧血と大球性貧血

奈良県医師会 大野仁嗣 貧血はヘモグロビン値(血色素量)によって診断します。成人男子は13 g/dl未満、成人女子は12 g/dl未満、小児や妊婦は11 g/dl未満が基準です。血液検査ではヘモグロビン値に加えて赤血球数 ...続きを読む

2018.05.10

鉄欠乏性貧血について

県医師会    井上 孝文  〝貧血〟と聞いて皆さんはどういう状況を頭に思い浮かべますか。学校の朝礼で気分が悪くなって倒れる生徒さんや、体調の悪い時に熱い風呂に長く入ってフラフラするような場面を想像される方が多いのではな ...続きを読む

2018.04.20

「心臓弁膜」の点検をしましょう

県医師会    勝山 慶之  心臓には4つのお部屋があります。心臓弁膜とは、そのお部屋の間にあるとびらのことです。このとびらがうまく開いたり閉じたりすることで、私たちの心臓は血液を次の部屋に送り、活動に必要な血液を全身に ...続きを読む

2018.03.05

血圧変動の大きい人も要注意

 県医師会    山下 圭造  皆さんは、自分の血圧がどの程度であるかをご存知ですか? 健康診断や病院の診察室あるいは公共施設のロビーなどに設置された自動血圧計で何度か測ったことがあると思います。「測るたびに数値がバラバ ...続きを読む

2018.01.19

「心原性脳梗塞」を予防しましょう

県医師会 竹田洋祐   脳梗塞とは、脳の血管が細くなったり血液で詰まり、脳細胞に酸素や栄養が送れなくなる状態を言います。  その中でも心原性脳梗塞とは心臓でできたゴミ(血栓)が血管を流れ脳にたどり着き、脳の血管が詰まって ...続きを読む

2017.11.17

大動脈解離

 県医師会    植山 正邦  大動脈解離は命に関わる恐ろしい病気で、多くは高血圧や動脈硬化のある方に発症し、外傷や先天性のマルファン症候群でも起こります。患者数は年間3万人に1人で近年増加傾向にあり、決して稀な病気では ...続きを読む

2017.07.21

あなたのコレステロール、遺伝性では?

県医師会    溝上 晴久  健康診断などで「コレステロール値が高い」と言われたことはありませんか?  原因は色々ありますが、その中に遺伝的に高くなる場合がある事をご存じですか?  コレステロールにはLDLコレステロール ...続きを読む

2016.12.02

PAD(末梢動脈疾患)

 県医師会   中村 義行  糖尿病・高血圧・脂質異常症・肥満といったメタボリック症候群を適切に対処せず放置すると動脈硬化が進行し、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの疾患が起こりやすくなることはよく知られているところです。し ...続きを読む

2016.08.19

異型狭心症(いけいきょうしんしょう)

県医師会  植山  正邦  心臓の表面にある3本の冠動脈と呼ばれる血管が心臓の筋肉に酸素と栄養を供給しています。高コレステロール血症、高血圧、糖尿病、高尿酸血症、肥満といったメタボリックシンドロームや、喫煙、加齢、慢性の ...続きを読む

2016.01.13

心不全

奈良県医師会  池島 英之  心不全は、虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)や不整脈(ふせいみゃく)、高血圧、心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)や心筋症(しんきんしょう)などの心臓疾患により心臓の機能が低下し、体に ...続きを読む

2015.11.24

心臓弁膜症

奈良県医師会 竹川  隆  心臓は筋肉でできており、縮んだり(収縮)広がったり(拡張)することで血液を吸い込んだり、送り出したりするポンプの働きをしています。  心臓には4つ部屋があります。全身で酸素が使われ酸素の少なく ...続きを読む

2015.11.06

糖尿病合併症を防ぎましょう

奈良県医師会 赤井 靖宏  糖尿病は、体内で分泌されるインスリンが不足するか、その作用が障害されて、血液中の糖分(血糖)が増加する病気です。糖尿病は、血糖が高いことよりも、高い血糖値が全身の血管を悪くして臓器障害を起こす ...続きを読む

2015.09.04

仮面高血圧

奈良県医師会  植山 正邦  「白衣高血圧」という言葉はどこかで耳にされたことのある方は多いと思います。白衣高血圧は、日常生活では正常血圧ですが、診療所や健診で医師や看護師によって測られた血圧が高血圧を示す現象のことです ...続きを読む

2015.03.23

2次性高血圧

奈良県医師会 植山 正邦   国内に3000万人以上の患者さんがいるといわれる高血圧の殆ど(90%)は、未だ原因が不明で遺伝的素因や生活習慣が関わって発症すると考えられている「本態性高血圧」です。それに対して頻度は少ない ...続きを読む

2014.08.26

エコノミークラス症候群

奈良県医師会 植山 正邦  飛行機に乗って水分を摂(と)らずに乾燥した室内で長時間席を立たない状況で、立ち上がり、歩き始めてトイレに行かれた際に、突然胸の痛みを訴えられる、肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう)と呼ば ...続きを読む

2013.10.04

頻尿(ひんにょう)

奈良県医師会 吉江 貫  1日の正常尿量は概ね1500mlで、膀胱(ぼうこう)にたまる尿量が300mlで尿意を感じます。通常、夜間は腎臓(じんぞう)が尿を作らないように、脳下垂体(のうかすいたい)から抗利尿ホルモンが分泌 ...続きを読む

2013.03.07

心房細動治療のトピックス

 心房細動(しんぼうさいどう)は、心臓の一部である心房が高頻度に拍動(はくどう)する不整脈で、高齢者によくみられます。我が国では、高齢化に伴い心房細動の患者数は増加の一途をたどり、約100万人になるだろうと推定されていま ...続きを読む

2012.07.18

冠攣縮性狭心症

奈良県医師会 岩井 務 一般に狭心症は、運動等で体を動かした時に起きる「労作性狭心症(ろうさせいきょうしんしょう)」と、安静時に起きる「安静時狭心症(あんせいじきょうしんしょう)」とに分類されます。 冠動脈(心臓の筋肉を ...続きを読む

2012.07.18

虚血性心疾患

奈良県医師会 七浦 高志 虚血性心疾患とは、「狭心症(きょうしんしょう)」と「心筋梗塞(しんきんこうそく)」を総称した疾患名です。 心臓は全身の動脈に血液を送るポンプの役目をしています。この働きは心臓の筋肉(心筋:しんき ...続きを読む

2012.07.11

食道静脈瘤

奈良県医師会 髙幣 和郎 石原裕次郎さん、ハナ肇さん、藤問紫さん、河島英五さんという有名人に共通するものと言えば何でしょう? 答は、食道胃静脈瘤(りゅう)から大出血を起こした人達です。 さて、食道胃静脈瘤とは、どんな病気 ...続きを読む

2012.07.11

心臓震盪

奈良県医師会 岩井 務 心臓震盪(しんぞうしんとう)とは、胸部に衝撃が加わったことにより心臓が停止してしまう状態です。 多くは、スポーツ中の健康な子どもや若い人の胸部で、胸骨や肋骨が折れたり、心臓の筋肉が損傷するような強 ...続きを読む

2012.07.11

心臓病の新しい画像診断(マルチスライスCT)

奈良県医師会 渡邉 真言 心臓は全身に血液を供給する重要な臓器です。その心臓の筋肉に栄養と酸素を送っている血管を冠状動脈と言い、心臓をとりまくように走行しています。 冠状動脈が動脈硬化で狭くなり、心臓の筋肉に十分な血液を ...続きを読む

2012.07.11

胸がしめつけられる

奈良県医師会 感動のせいならよいのですが、そうでなく胸がしめつけられたら、狭心症や心筋梗塞(こうそく)の前ぶれかもしれません。 これらの病気は、「虚血(きょけつ)性心疾患」と呼ばれます。心筋(しんきん)と呼ばれる心臓の筋 ...続きを読む

2012.07.11

献血での検査サービス(1)糖尿病も

奈良県医師会 嶋 裕子 輸血用の血液は、現在でも人工的に作ることはできません。献血にご協力していただくことでのみ、確保することができます。 日本赤十字社では、献血をしていただいた方への感謝の気持ちとして、検査を行った7項 ...続きを読む

2012.07.11

献血での検査サービス(2)様々な検査

奈良県医師会 嶋 裕子 前回もお話ししましたが、輸血用の血液を人工的に作ることはできないので、日本赤十字社では、皆さんに献血へのご協力をお願いし、献血をしていただいた方には、感謝の気持ちとして7項目の検査成績をお知らせす ...続きを読む

2012.07.11

心肺蘇生法とAED

奈良県医師会 今西 正巳 9月9日は、救急の日です。AEDにより救命された人が、報告されるようになりました。マラソン中に心停止に陥り、AEDによって救命されたタレントの松村邦洋さんは有名になりましたね。医療は日進月歩、A ...続きを読む

2012.07.11

早朝高血圧

奈良県医師会 竹田 洋祐 家庭でも血圧が測れるようになり、起床前後から血圧が非常に高くなる「早朝高血圧」が明らかになってきました。 高血圧治療の目的は、合併症である脳卒中、心筋梗塞、慢性腎臓病などを減らすことにありますが ...続きを読む