2020.11.19

食物アレルギーとアトピー性皮膚炎

奈良県医師会 中矢雅治 アトピー性皮膚炎は、かつて食物アレルギーによるものではないかと考えられていました。血液検査で種々の抗体検査を行い、数値が高いとその食べ物は避けられていました。しかしながら現在ではその考えは否定され ...続きを読む

2020.04.16

じんましん

奈良県医師会 中村義行   じんましんは突然、皮膚の一部がくっきりと赤く腫れて盛り上がる病気です。多くの場合、かゆみを伴います。また、一般に、数時間から1日以内に跡形もなく消えてしまうことが多いのが特徴です。 ...続きを読む

2019.10.17

つつが虫病(後編)

奈良県医師会 岩井 務   つつが虫病の症状は発熱(38~40℃の高熱)、発疹、ツツガムシ幼虫の刺し口の3つが主な特徴です。つつが虫病の病原体(リケッチア)を持ったツツガムシ幼虫に刺されて5~14日頃、38~4 ...続きを読む

2019.08.23

つつが虫病

つつが虫病の原因菌はツツガムシというダニが持つリケッチアで、ツツガムシに草むらなどで刺される(吸着される)と、菌が体内に入って発症します。治療が遅れると重症となり、死亡することもあります。感染しやすい時期は、ダニの活動す ...続きを読む

2019.06.20

アトピー性皮膚炎の新しい治療法

奈良県医師会 田邉 洋 アトピー性皮膚炎の患者さんは多く、街中やテレビでもよく見かけますし、皆さんのお身内やご友人にもおられるのではないでしょうか。 アトピー性皮膚炎はうつりませんし、命に係わる病気ではありませんが、皮膚 ...続きを読む

2017.05.09

粉製品とダニが!?アレルギーに要注意!

   県医師会   清益 功浩  ダニはクモの仲間で体長1㎜以下の小型の動物で、種類としては人を刺すマダニ、イエダニや直接人に被害を与えないチリダニなどがあります。   気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー ...続きを読む

2017.04.12

口腔アレルギー症候群

奈良県医師会    植山 正邦  体を外敵から守る仕組みを免疫反応と呼び、免疫が過剰に働いたり、間違った方向に働いて傷害が起こる事をアレルギーと言います。  食物アレルギーは食物中の蛋白質が原因で(アレルゲンと呼ばれます ...続きを読む

2016.10.21

気管支喘息

   県医師会    松村 榮久  気管支喘息は日本を始めとした先進諸国では今やありふれた疾患です。平成16~18年度の厚生労働省による調査では、20~44歳の日本人の約10%が喘息と診断された経験があり、約5%が喘息と ...続きを読む

2016.06.03

「咳喘息」その2

奈良県医師会   岩井 務  咳喘息の治療には、気管支拡張薬(気管を拡張させて空気の通り道を拡げる薬)や吸入ステロイド薬を使います。気管支拡張薬を使ってある程度治まれば、咳喘息と診断し、吸入ステロイドを使った治療を開始し ...続きを読む

2016.05.20

「咳喘息」その1

奈良県医師会 岩井 務  風邪が治ったはずなのに、咳がちっとも治まらない、といったような状態が数週間続いたら、それは咳喘息かもしれません。咳喘息は、慢性的に咳が続く気管支の病気です。  一般的な喘息と同様、気道(呼吸する ...続きを読む

2012.08.02

食後の運動にご注意

奈良県医師会 竹田洋祐 原因となる物質が体内に入ってから短時間で、じんましん、動悸(どうき)、喘息様状症(ぜんそくようしょうじょう)で息苦しくなり、吐き気、腹痛、血圧低下など全身に及ぶ激しいアレルギー反応が起こることを「 ...続きを読む

2012.07.12

学校におけるアレルギー疾患の対応

奈良県医師会 竹内 大志 生活環境や食生活の変化に伴い、アレルギーのある子どもたちが増えています。 2008年、文部科学省は、学校でのアレルギー疾患の実態を把握するために小学校、中学校でのこれらの疾患の児童生徒の全国調査 ...続きを読む

2012.07.11

コンタクトレンズとアレルギー性結膜炎

奈良県医師会 「アレルギー」とは、特定の物質に過敏に身体が反応することを言います。また原因となる物質を「アレルゲン(抗体)」と呼びます。 アレルゲンが目の結膜に入ると、目やまぶたがかゆくなったり目やにが出たり、充血が起き ...続きを読む

2012.07.11

児童生徒の睡眠時無呼吸

奈良県医師会 川本 浩康 子どもが寝ている時、一時的に5~6秒以上、息が止まることや、呼吸を充分にしていないことに気がついたことはありませんか。いびきをかく、口を開けて寝る、などは要注意です。 鼻で呼吸がしにくくなったり ...続きを読む