2025.03.07
あなたの地域包括支援センター
奈良県医師会 前之園晃幸 2025年が始まり、2カ月が過ぎました。今年は約50年前の、日本がかつて隆盛を極めた頃に行われた万博が、再び大阪で開催されます。その一方で、当時日本の発展に寄与し、働き盛りであった約800万人い ...続きを読む
2025.03.07
奈良県医師会 前之園晃幸 2025年が始まり、2カ月が過ぎました。今年は約50年前の、日本がかつて隆盛を極めた頃に行われた万博が、再び大阪で開催されます。その一方で、当時日本の発展に寄与し、働き盛りであった約800万人い ...続きを読む
2024.05.17
奈良県医師会 石川千紗都 足のふくらはぎなどに「静脈瘤(りゅう)」というボコボコした血管が浮き出ている方はいませんか? 「下肢(かし)静脈瘤」は以前は「命に関わらない病気なので、そのままでいい」と言われていました。 しか ...続きを読む
2023.04.21
奈良県医師会 植月祐次 「血圧が高いので内科を受診する」「骨折したので整形外科」「妊娠したので産婦人科」―皆さんが病院を受診するときに、どの科を受診するか迷うこともあるかと思います。 最近では「インターネットで症状を検索 ...続きを読む
2022.05.06
奈良県医師会 榎本泰三 「虚血性腸炎」とは、大腸への血液の流れが一時的に悪くなり、循環障害によって起こる大腸炎のことです。血管と腸管の要因がそれぞれ複雑に関与し発症します。 血管の要因は、高血圧・糖尿病・虚血性心疾患など ...続きを読む
2021.12.17
奈良県医師会 赤井靖宏 2021年は糖尿病にとって記念すべき年です。インスリンが発見されてから100周年を迎えたのです。膵臓からインスリンが急に出なくなる1型糖尿病患者さんにとって、インスリンは命を救う画期的なお薬です。 ...続きを読む
2021.10.21
奈良県医師会 中垣公男 変形性膝関節症は、筋力低下、加齢、肥満などにより膝の軟骨やクッションの働きをする半月板が破れ、痛みを伴う病気です。国際変形性関節症学会の治療ガイドラインは「推奨度」で分類されています。Aは「行うよ ...続きを読む
2021.04.16
奈良県医師会 久保良一 憩室(けいしつ)という聞き慣れない医学用語をご存じでしょうか? 憩室とは、食道から大腸までの消化管の壁の一部が外側に押し出されて、風船・ポッケト状に膨らみ突出している事をいいます。憩室は大腸にで ...続きを読む
2021.04.02
奈良県医師会 松村榮久 新型コロナウイルスワクチン接種が2月17日より医療従事者から順次始まっています。4月12日より65歳以上の高齢者の接種が開始され、続いて基礎疾患のある方や高齢者施設の従事者、その後一般の方々という ...続きを読む
2020.12.03
奈良県医師会 坂井 龍太 身近に「心不全」で入院した方はいませんか?「心臓の調子が悪い」感じのこの言葉、聞く機会が最近増えています。「パンデミック」は、ある病気が国や世界中で大流行することです。そう、新型コロナの様に主に ...続きを読む
2020.03.05
奈良県医師会 井上孝文 皆さんは年をとるにつれて、「外出の機会が以前より減った」「おいしいものが食べられなくなった」「活動的ではなくなった」と感じることはありませんか?そのような方は、もしかすると「フレイル ...続きを読む
2018.06.22
県医師会 溝上 晴久 皆さんがご存じのように、日本は長年に渡り世界有数の長寿国となっています。 2016年の日本人の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳となり、いずれも過去最高を更新しました。男女とも香港 ...続きを読む
2018.06.08
5月22日当コーナー掲載の〝5月病〟について、お読みいただけましたか? いわゆる5月病のひとつでもある〝うつ病〟は、「誰にでも起こり得る身近な病気」であるということを、わかっていただけたでしょうか? また〝希死念慮( ...続きを読む
2018.04.20
県医師会 勝山 慶之 心臓には4つのお部屋があります。心臓弁膜とは、そのお部屋の間にあるとびらのことです。このとびらがうまく開いたり閉じたりすることで、私たちの心臓は血液を次の部屋に送り、活動に必要な血液を全身に ...続きを読む
2018.03.05
県医師会 山下 圭造 皆さんは、自分の血圧がどの程度であるかをご存知ですか? 健康診断や病院の診察室あるいは公共施設のロビーなどに設置された自動血圧計で何度か測ったことがあると思います。「測るたびに数値がバラバ ...続きを読む
2018.01.19
県医師会 竹田洋祐 脳梗塞とは、脳の血管が細くなったり血液で詰まり、脳細胞に酸素や栄養が送れなくなる状態を言います。 その中でも心原性脳梗塞とは心臓でできたゴミ(血栓)が血管を流れ脳にたどり着き、脳の血管が詰まって ...続きを読む
2017.11.02
県医師会 井村 龍麿 高齢化の影響もあり、認知症にかかる人はどんどん増加しています。実際に日常でも認知症にかかった人と接することは、決して珍しく無くなっています。それだけに「自分は認知症にならないだろうか?」「最近 ...続きを読む
2017.07.12
県医師会 竹田 洋祐 近年、熱中症が増加しています。熱中症は夏の強い日射しの下で激しい運動や作業をする時だけでなく、身体が暑さに慣れない梅雨明けの時期にも、また屋外だけでなく高温多湿の室内で過ごしている時に ...続きを読む
2017.03.17
奈良県医師会 竹田 洋祐 日本人の平均寿命は、男性80才、女性86才となり、世界最高水準の長寿国といえます。また、高齢者(65才以上)の比率は26・7%と初めて4人に1人を超え、まさし ...続きを読む
2016.08.05
県医師会 竹田 洋祐 軽度認知障害(Mild Congnitive Impairment以下「MCI」)とは、正常に日常生活を送ることができる人と認知症の間の境界にある状態を表す言葉です。 認知症は物忘れから始まる ...続きを読む
2016.04.11
奈良県医師会 松村 榮久 もの忘れの病気で典型的なものはアルツハイマー型認知症です。物忘れが年単位でゆっくり進み、発病時期がはっきりしないのが特徴の一つです。ご家族に「もの忘れはいつからですか?」とたずねると、ある家族 ...続きを読む
2016.03.18
奈良県医師会 植山 正邦 かつて日本で心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)は高血圧症と並んで心不全の主な原因疾患でしたが、衛生状態の改善と医療の発達により、リウマチ熱が激減した為に、患者数は減少傾向でした。しかし急激な ...続きを読む
2016.02.19
奈良県医師会 勝山 慶之 発症直後、診断がつきにくく、時間経過とともに、さまざまな症状・所見が出現して確定診断に至る。こういうことは日常の診療場面でしばしば遭遇します。したがって、確定診断に至るまでは、いろいろなことを ...続きを読む
2015.04.17
奈良県医師会 村井 孝行 セアカゴケグモは、元々は日本に生息していないはずの生物(外来生物と呼びます)で、さらに毒グモということもあり、「外来生物法」という法律で「特定外来生物」に指定されています。 セアカゴケグモ ...続きを読む
2014.09.22
奈良県医師会 原 健二 認知症では、大脳の神経が障害される結果、記憶や思考、判断、計画、実行といった機能が低下してきます(これらを中核症状と呼びます)。 たとえば、財布や通帳などの大切な物を自分でどこかにしまい込んで ...続きを読む
2014.04.17
県医師会 仲川 喜之 肩関節周囲炎(五十肩)と肩腱板断裂は、ともに40歳以上の中高年に多くみられ、肩の動きが制限され、肩を動かすと痛みが強くなり、特に夜間に痛みが増強するというよく似た症状を有しています。 また日常頻 ...続きを読む
2014.02.21
奈良県医師会 石丸 裕康 病気の治療に、薬は欠かせませんが、適切に使われないと副作用に悩まされることもあります。外来診療では、時に十何種類もの薬を服用している方に出会います。「A病院から5種類、B医院から4種類、C診療 ...続きを読む
2013.10.18
奈良県医師会 金子 佳照 排尿症状には、蓄尿期症状(頻尿:尿が近い)、排尿期症状(出にくい)および排尿後症状があります。尿を出し終わってから、陰茎(いんけい)を下着にしまった後に、尿道内に残った尿が出て「たらーっと」下 ...続きを読む
2013.09.25
奈良県医師会 岩井 務 高齢化に伴い、日本の骨粗しょう症の患者さんは年々増加し、その数は現在約1280万人と推測されています。しかし、そのうち治療を受けている患者さんは20%程度と言われています。骨粗しょう症になってい ...続きを読む
2013.08.19
奈良県医師会 井村 龍麿 高齢者の服薬においては、一般的に副作用の危険が高くなるため、服薬量を減量します。なぜなら、高齢者の場合は、肝臓や腎臓の機能が低下し、薬物の吸収や代謝(たいしゃ)、排泄(はいせつ)が悪くなるから ...続きを読む
2013.06.21
奈良県医師会 熱中症は、暑い環境に長時間さらされることで体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調整機能が適切に働かなくなる障害の総称です。熱中症になると、体内に熱がたまり、めまい、大量の発汗、吐き気、頭痛、筋肉痛 ...続きを読む
2012.10.18
奈良県医師会 勝井 建彦 高齢者社会となり老人が増多し、それに伴い骨粗鬆症の患者さんが増加の一途をたどり、現在1200万人いると報告されています。 骨粗鬆症とは、骨が粗くなり、スカスカになった状態の事を言います。65 ...続きを読む