2024.07.19
自己免疫疾患編② ―全身性エリテマトーデス(SLE)はどんな病気?―
奈良県医師会 赤井 靖宏 「全身性エリテマトーデス(SLE)」は、わが国で6~10万人の方が患っているといわれている自己免疫疾患(「膠原(こうげん)病」とも言われます)の代表的病気です。この病気は20~40歳台の女性に発 ...続きを読む
2024.07.19
奈良県医師会 赤井 靖宏 「全身性エリテマトーデス(SLE)」は、わが国で6~10万人の方が患っているといわれている自己免疫疾患(「膠原(こうげん)病」とも言われます)の代表的病気です。この病気は20~40歳台の女性に発 ...続きを読む
2022.01.21
奈良県医師会 久保良一 50歳を過ぎると帯状疱疹(ほうしん)の発症が増え、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。 最近、帯状疱疹がワクチン接種で予防できるようになり、ワクチン接種を勧めるテレビコマーシ ...続きを読む
2020.11.19
奈良県医師会 中矢雅治 アトピー性皮膚炎は、かつて食物アレルギーによるものではないかと考えられていました。血液検査で種々の抗体検査を行い、数値が高いとその食べ物は避けられていました。しかしながら現在ではその考えは否定され ...続きを読む
2020.02.20
奈良県医師会 山下圭造 近年、乳幼児に対する予防接種は新たなワクチンが次々に定期接種に導入され、現在12種類の病気に対するワクチンが、いずれも90%以上の接種率で実施されています。一方、成人に対する定期接種 ...続きを読む
2019.06.20
奈良県医師会 田邉 洋 アトピー性皮膚炎の患者さんは多く、街中やテレビでもよく見かけますし、皆さんのお身内やご友人にもおられるのではないでしょうか。 アトピー性皮膚炎はうつりませんし、命に係わる病気ではありませんが、皮膚 ...続きを読む
2018.07.20
県医師会 岩井 務 日本ではハチに刺されて亡くなる人が、平成27年には23人発生しました。毎年、若干の変動がありますが、死亡者数はおおむね20人を前後しています。死亡者のほとんどはスズメバチやアシナガバチに刺された方で ...続きを読む
2016.12.02
県医師会 中村 義行 糖尿病・高血圧・脂質異常症・肥満といったメタボリック症候群を適切に対処せず放置すると動脈硬化が進行し、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの疾患が起こりやすくなることはよく知られているところです。し ...続きを読む
2016.09.02
県医師会 山科 幸夫 水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビ(真菌:しんきん)の一種が原因でおこる病気です。水虫は足の指の間や裏にできるタイプが最も多いですが、白癬菌はケラチンというタンパク質で育っていきますの ...続きを読む
2016.07.08
県医師会 岩井 佐代子 前回(6月16日)に引き続き、キズの手当てのお話です。ケガをしたら「まず消毒」「とにかく消毒」と思いがちですが、消毒のしすぎもよくないことがあります。 一般によく使われる市販の消毒薬は、殺 ...続きを読む
2016.06.17
奈良県医師会 岩井 佐代子 ラムズイヤーという 植物をご存じでしょうか? Ramb’s ear ― 名前のごとく、子羊の耳のような形の葉っぱが魅力的なハーブです。西洋では昔(今でも?)キズをこの葉っぱで覆 ...続きを読む
2015.04.17
奈良県医師会 村井 孝行 セアカゴケグモは、元々は日本に生息していないはずの生物(外来生物と呼びます)で、さらに毒グモということもあり、「外来生物法」という法律で「特定外来生物」に指定されています。 セアカゴケグモ ...続きを読む
2014.12.09
奈良県医師会 是枝 哲 夏の暑い時期には皮膚科領域では、あせもや虫刺され、水虫などの疾患が増え、外来には患者さんがあふれています。ところで冬の場合ですが、皮膚科の患者さんは全体的に減るものの、肌が乾燥して湿疹ができ、痒 ...続きを読む
2013.08.02
奈良県医師会 竹田 洋祐 肩こりや腰痛、打撲や筋肉痛の痛み止めに、貼り薬を使ってかぶれたことはありませんか? 暑い季節に貼り薬を長い時間貼ったままにすると汗でむれて痒(かゆ)くなったり、含まれる成分に対してアレルギー ...続きを読む
2013.07.22
奈良県医師会 春日 宏友 風疹の患者数がこの半年間で1万人を越えました。すでに昨年1年間の4倍以上の大流行になっています。7割以上が男性で、そのうちの8割以上が20~40歳代です。なぜ20~40歳代の男性に多発している ...続きを読む
2012.09.12
奈良県医師会 波江野 善昭 肛門科を標榜していると、最近肛門の痒みを訴えて来院される患者さんが目立ちます。特にご高齢の方に多いように思います。 肛門周囲は知覚神経が非常に敏感な場所ですので、他の部位より痒く感じるのです。 ...続きを読む
2012.07.11
奈良県医師会 小原 壮一 私の専門は泌尿器科ですが、今回は患者として、そして医師として、ある疾病について記させていただきます。 それは尋常性乾癬という病気で、症状は、全身の皮膚に赤い斑点ができ、それがまるで地図のごとく融 ...続きを読む
2012.07.11
奈良県医師会 奥村 眞由美 水イボ(正式名:伝染性軟属腫)とは、ウイルスの感染により表皮にできるイボで、好発年齢は2歳~12歳くらいです。背中や首、手足、陰部など、ほぼ全身にでき、直径1~3㎜ほどの大きさで、中に白いウイ ...続きを読む
2012.07.11
奈良県医師会 久保 良一 「はしか」と呼ばれる麻しんですが、一歳から五歳までに多くみられるために、子供の病気と思っていませんか? 近年、高校生や大学生を中心に大流行して授業が休講となり、社会問題となりました。これは感染力 ...続きを読む