■難聴啓発用資料(医師および患者向け)
近年、加齢性難聴が様々な疾患の発症や長寿健康社会への影響などで注目されておりました。なかでも2017年のランセット委員会報告にて認知症を予防できる因子のなかで中年期以降の難聴に対する介入の効果が最も大きいことが示されて以降、その注目度および重要性はますます高まっています。
超高齢社会の進行に伴って、加齢性難聴の方はますます増えていくことから、日本臨床耳鼻咽喉科医会、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は積極的にこの問題に取り組んで参りたいと考えております。現状では聞こえにくさを感じている方の約15%しか補聴器装用に至っておらず、満足されている方はその半数しかいないことが補聴器工業会の調査で明らかになっています。この対策として、まず耳鼻咽喉科に受診頂き、聴力の評価、治療による改善の可能性の有無の検討をしたうえで、必要であれば適切な補聴の方法を提案させて頂くという流れを実現したいと考えております。患者さまの聞こえを改善して頂くことで、他診療科の先生方の診察の際のコミュニケーションも改善することができます。
是非とも、啓発用資料をご活用ください。



