標記ワクチンは平成25年度より小学校6年生~高校1年生相当の女子に対して定期接種が実施されており、令和3年までの間に当該定期接種の接種機会を逃した平成9年度~平成19年度生まれの女性に対しては、従来の定期接種の対象年齢を超えて公費による接種(キャッチアップ接種)の機会が提供されているところです。
キャッチアップ接種の実施期間は令和7年3月31日までとなっており、今年度が実施期間の最終年度となります。
キャッチアップ接種の対象者はHPVワクチンを合計3回接種する必要があり、年度内に公費で3回の接種を完了するためには約6ヶ月の期間を要することから、キャッチアップ接種を希望する場合は遅くとも9月末までに1回目の接種をする必要があります。
また、高校1年生相当の女子についても定期接種の最後の年齢となることから、公費での接種を希望する場合は同様に9月末までに1回目の接種をする必要があります。
HPVワクチンについては、令和3年11月の国の審議会で安全性について特段の懸念が認められないことが改めて確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、積極的勧奨を再開しています。これらのことから、接種対象者となる女性ならびにその保護者のみなさまにおかれましては、本ワクチンの接種についてご検討賜りますようお願いいたします。
◆対象者
➣HPVワクチンのキャッチアップ接種(定期接種の機会を逃した方に実施されている接種)
・・対 象:平成9年度~平成19年度生まれの女性
・・接種期限:令和7年3月31日まで
➣HPVワクチンの定期接種
・・対 象:小学校6年~高校1年相当の女性
◆チラシ等
➣HPVワクチン_キャッチアップ接種
➣HPVワクチン_定期接種
➣HPVワクチン_保護者向けチラシ
➣HPVワクチン_子宮頸がん予防
◆関連ページ(外部リンク)
➣奈良県HP「ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症の予防接種について」
➣厚労省HP「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~」
➣厚労省HP「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン」