不眠症

啓蟄も過ぎ、お水取りも終わり、春がやってきました。木の芽時は、自律神経のバランスが崩れ、不眠症の症状などが出やすくなります。

心地よい睡眠は、日常生活には欠かせないものです。朝日をたっぷりと浴びて、きれいな空気を胸いっぱいに吸い込み、程よく汗をかくこと。毎日、規則正しい生活を心がけること。これだけでたくさんの不眠が解消するでしょう。

若いころは何時間でも眠れますが、年とともに睡眠時間も短くなり、眠りも浅くなり、睡眠の質が悪くなってしまいます。

老化による不眠症はあまり神経質になる必要はありません。どうしても、睡眠が物足りないと感じてしまう人は、昼寝をするのも一手かなと思います。

睡眠時間の長い短いは、主観的な判断に大きく左右されます。たとえ、ぐっと眠れた時間が3時間だとしても、それで十分だと思えれば、気持ちも軽やかで晴れ晴れと過ごせます。3時間しか眠れなかった、どうしようと思ってしまうと、その日一日、暗い重たい気持ちで過ごさないといけなくなります。前者の方がずっと良い生き方でしょう。

人によって、睡眠時間は随分と違っています。自分にとって、一番最適な睡眠時間を見つけることも大切です。