心臓・血管・循環器
2019.05.24
だれにもできる「運動」の勧め
みなさんは運動されていますか? 厚生労働省は「1回30分以上の運動を、週に2回以上実施し、それを1年以上継続する」運動習慣を勧めていますが、運動習慣を有する成人は国民全体の20―30%に過ぎないとされています。 なぜ運動 ...続きを読む
2019.02.21
献血にご協力ください
奈良県医師会 増井一弘 日本国内では、病気や外傷の治療のために、毎日約3,000人もの患者が輸血を受けています。1-2月は献血キャンペーン期間ですが、この時期、献血者が減少すると言われています。輸血に必要な血液製剤は人工 ...続きを読む
2018.12.01
鉄欠乏性貧血について
鉄欠乏性貧血は、その名の通り鉄欠乏が原因で起こる貧血です。鉄欠乏を起こす理由としては鉄分の摂取不足や、出血による鉄分の喪失などが考えられます。したがって、食生活の見直しとともに胃や腸などからの出血が無いかどうか、特に中高 ...続きを読む
2018.03.14
あなたのコレステロール、遺伝性では?
健康診断などで「コレステロール値が高い」と言われたことはありませんか? 原因は色々ありますが、その中に遺伝的に高くなる場合がある事をご存じですか? コレステロールにはLDLコレステロール(悪玉)とHDLコレステロール(善 ...続きを読む
2018.02.05
ヒートショックにご用心
血圧は、ストレスや喫煙、日常の行動や環境など、様々な影響を受けて大きく変動します。しかし、健常人の場合、その変動はほぼ一定の範囲内にあり、安静時では最大血圧は100〜140、最小血圧は60〜90mmHgとされ、たとえ一 ...続きを読む
2017.01.13
PAD(末梢動脈疾患)
糖尿病・高血圧・高コレステロール・肥満といったメタボリック症候群を放置すると動脈硬化が進行し、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などが起こり易くなります。しかし、動脈硬化は心臓や脳血管だけでなく末梢の動脈でも起こります。PAD( ...続きを読む
2016.08.03
結核 ―過去の病気ではありません―
結核は、結核菌が体の中に入り増えることで起こる感染症です。空気感染により人から人に伝染しますが、感染しても必ず発病するわけでなく、何十年も経ってから発病することもあります。医学の進歩により患者数は激減しましたが、未だに ...続きを読む
2016.02.04
異型狭心症(いけいきょうしんしょう)
一般的に見られる労作性(ろうさせい)狭心症では、からだを動かすときに圧迫感や締め付けられるような感じの胸痛が起こり数分続きます。これは心臓を栄養する冠状(かんじょう)動脈に粥状(じゅくじょう)硬化症とよばれる動脈硬化が ...続きを読む
2015.12.25
心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)
心臓は主に筋肉でできていて、縮んだり(収縮)、拡がったり(拡張)して血液を吸い込み、送り出すポンプの働きをしています。心臓には4つ部屋があります。全身で酸素が使われ酸素が少ない血液が右心房(うしんぼう)へ戻り、右心室( ...続きを読む
2014.10.29
古くて新しい心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)
かつてわが国では高血圧症と並んで心臓弁膜症は心不全の主な原因でしたが、医療の発達により溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)の後に起こる事があるリウマチ熱が激減した為に患者数は減少傾向です。 心臓には右心房(うし ...続きを読む
2014.09.17
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)
下肢静脈瘤は下肢(ふくらはぎ・すね)に血管が数珠状(じゅずじょう)に膨(ふく)れたり、浮き出て見える病気です。症状としては、足のだるさ、むくみ、痒(かゆ)みの他、寝ているときに足がつったり、足の皮膚(ひふ)が茶褐色(ち ...続きを読む
2012.09.12
血圧を測定しましょう
血圧の正常値は収縮期で120mmHg以下、拡張期で80mmHg以下ですが、高齢者の場合は135mmHg以下、拡張期で85mmHg以下にするのが良いと言われています。精神的に血圧が上下したり、時間により変動するものです。医 ...続きを読む
2012.07.11
脳卒中とリハビリテーション
脳の血管がつまって起こる脳梗塞や破れて起こる脳出血などを合わせて、脳卒中あるいは脳血管障害とよびます。 脳卒中では、多くの人に半身麻痺や歩行困難、喋りにくさ、そして食べにくい、飲み込みにくいといった症状が起こります。発症 ...続きを読む
2012.07.11
入浴中の事故に気をつけましょう
日本人は風呂好きと言われますが、入浴中に亡くなられる方も少なくはなく、高齢の方、高血圧や心臓病の方などでは、入浴の仕方によって危険なこともあります。実際、我が国の入浴中の死亡事故は年間1万4千人ほどで、これは欧米に比べて ...続きを読む