2024.08.26
健診と脂質検査(コレステロールの値に注目しましょう)
企業・住民健診では、脂質検査として、HDLコレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪値が結果としてかえってきます。これらの検査結果を使って、動脈硬化性心血管疾患(冠動脈疾患:心筋梗塞とアテローム血栓性脳梗塞)の発症リ ...続きを読む
2024.08.26
企業・住民健診では、脂質検査として、HDLコレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪値が結果としてかえってきます。これらの検査結果を使って、動脈硬化性心血管疾患(冠動脈疾患:心筋梗塞とアテローム血栓性脳梗塞)の発症リ ...続きを読む
2024.04.05
みなさんの腎臓はお元気ですか? ①尿に異常がある、特に、たんぱく質が尿に漏れている(たんぱく尿)、②腎臓の働き(腎機能)が低下している、これら2つがどちらもなければ腎臓は元気です。 腎臓はよほど調子が悪くならないと「調子 ...続きを読む
2024.02.29
インフルエンザやコロナウイルス感染症の流行に伴い咳止め薬が不足し、ご希望どおり処方しにくい状態が続いています。でも、その咳止め本当に必要でしょうか? ウイルスが原因の上気道炎を広くカゼ症候群と呼び、ここでは単にカゼとしま ...続きを読む
2023.11.01
肝臓は沈黙の臓器と言われて、肝炎などの慢性の病気になっていても自覚症状が乏しいため、病気が進行してから診断されることが多く、早期発見、早期治療が難しい臓器です。 肝臓の病気の原因には、肝炎ウイルス、脂肪肝、薬物、アルコー ...続きを読む
2022.10.26
我が国では急速な高齢化にともない癌(がん)にかかる人の数は増えており、今や日本人の2人に1人は癌にかかり、3人に1人が癌によって死亡すると報告されています。 癌の発生を招く最も大きな原因は加齢です。40〜50才から癌にか ...続きを読む
2021.11.08
今や、国民の10人にひとりが糖尿病になっていると推測され、糖尿病はわが国の「国民病」のひとつです。 糖尿病にならないためには、食べ過ぎないことや日ごろから運動することが大切です。 一方、糖尿病になってしまった場合の目標は ...続きを読む
2020.12.28
冬は便秘になりやすいとされています。その原因として、おなかが冷えて動きが悪くなること、寒くなって運動する機会が減ること、水分摂取量が減少すること等が考えられます。また、高齢になるほどそれらの条件を満たし易く、元々便秘傾向 ...続きを読む
2020.11.28
新型コロナウイルス感染症の検査については令和2年7月現在、日本ではPCR法、抗原検査、抗体検査の3つが厚労省によって認められています。この中で検査時点での感染を証明できるのが、PCR法と抗原検査となります。抗体検査は感染 ...続きを読む
2020.08.31
糖尿病は日本人の10人にひとりが患っている病気です。糖尿病のお薬をのむことに抵抗のある方が多いと思いますが、糖尿病のお薬はずいぶん進歩しました。 SGLT‐2阻害薬(エスジーエルティーツー阻害薬)というお薬をご存知ですか ...続きを読む
2020.05.21
奈良県医師会 安東範明 ハーバード大学の研究チームは4月14日の科学誌「サイエンス」で、新型コロナウイルス感染症の流行は医療体制が現在と変わらず治療法やワクチンがない場合は2022年まで続く可能性があると予測しています。 ...続きを読む
2019.11.22
大腸がんは大腸に発生するがんで、ポリープにがんが発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。2017年の統計では大腸がんによる死亡数は男性で3位、女性で1位と上位を占めており、罹患率は40歳代から増加し始め ...続きを読む
2018.04.19
近年、複数の病気を持つ患者さんが増え、それらに対して多くのお薬を服用する場合があります。よく効いて副作用の少ないお薬が増えている一方、多種類のお薬をのんでいると「薬をやめたい、減らしたい」と思う方がおられるかもしれませ ...続きを読む
2018.03.14
健康診断などで「コレステロール値が高い」と言われたことはありませんか? 原因は色々ありますが、その中に遺伝的に高くなる場合がある事をご存じですか? コレステロールにはLDLコレステロール(悪玉)とHDLコレステロール(善 ...続きを読む
2017.12.28
腹痛をきたす病気の中でポピュラーなものの一つは胆石症です。この胆石症に似て非なる「良性」の疾患、それが胆嚢のアデノミオマトーシスです。日本語では胆嚢腺筋腫症と言います。この「腺」と「筋」の成分からなる小さな袋が増えて、 ...続きを読む
2017.01.13
糖尿病・高血圧・高コレステロール・肥満といったメタボリック症候群を放置すると動脈硬化が進行し、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などが起こり易くなります。しかし、動脈硬化は心臓や脳血管だけでなく末梢の動脈でも起こります。PAD( ...続きを読む
2016.11.28
厚生労働省は平成28年4月から、胃がん検診において、胃X線検査(バリウム検査)だけでなく胃内視鏡検査(胃カメラ)も選択できるようにしました。奈良県においても、平成29年4月からこの制度が導入されます。 これまでの胃が ...続きを読む
2016.09.26
糖尿病が激増しています。糖尿病患者数は、この50年間で50倍以上に増えています。糖尿病患者さんの多くは、血糖が上がった結果起こる合併症で命を失ったり、不自由な生活を余儀なくされたりしています。特に、透析患者さんの約45 ...続きを読む
2016.08.03
結核は、結核菌が体の中に入り増えることで起こる感染症です。空気感染により人から人に伝染しますが、感染しても必ず発病するわけでなく、何十年も経ってから発病することもあります。医学の進歩により患者数は激減しましたが、未だに ...続きを読む
2016.02.29
前立腺は男性にしかない生殖(せいしょく)器官(きかん)の一部で精液の一部を作っています。 年をとるにつれて肥大することが多くなります。前立腺肥大症や前立腺がんは60歳以上で罹(り)患(かん)率・死亡率ともに増えてきます ...続きを読む
2016.02.04
一般的に見られる労作性(ろうさせい)狭心症では、からだを動かすときに圧迫感や締め付けられるような感じの胸痛が起こり数分続きます。これは心臓を栄養する冠状(かんじょう)動脈に粥状(じゅくじょう)硬化症とよばれる動脈硬化が ...続きを読む
2015.12.25
心臓は主に筋肉でできていて、縮んだり(収縮)、拡がったり(拡張)して血液を吸い込み、送り出すポンプの働きをしています。心臓には4つ部屋があります。全身で酸素が使われ酸素が少ない血液が右心房(うしんぼう)へ戻り、右心室( ...続きを読む
2013.07.30
わが国における認知症患者は現在約250万人に迫るとされています。「認知症になると徐々に進行し一生治らない」と思われがちです。しかしながら、比較的簡単な手術で治療可能な認知症もあり、その代表が特発性正常圧水頭症です。65 ...続きを読む
2012.11.27
慢性腎臓病(まんせいじんぞうびょう:CKD)という病気をご存知ですか? CKDは今や国民の8人に1人でみられる病気です。しかし、残念なことに、自分がCKDであることをご存知ない方が多くおられます。なぜでしょう? それは ...続きを読む
2012.07.11
口から入った食物は、食道、胃、十二指腸通って、小腸で栄養分が吸収された後、大腸にたどり着きます。 大腸は肛門まで約2mの消化管で、主に水分を吸収し、便を作る働きをしています。ここにできるがんが大腸がんで、男性では胃がんに ...続きを読む