2023.07.07

帯状疱疹と予防ワクチン

奈良県医師会 宇野健司 本年5月8日より、いよいよ「新型コロナウイルス感染症」は「5類に変更」となりました。この感染症では、ワクチンの接種で重症化が防げることがデータとして出るようになりました。 最近では多くのワクチンが ...続きを読む

2021.12.28

予防接種

予防接種とは、毒性を弱めた病原体(ウイルスや細菌)や毒素そのものを前もって投与しておくもので、その病気に罹(かか)ることを予防したり、人に感染させてしまうことで社会に病気が蔓延してしまうのを防ぐことを目的としています。ま ...続きを読む

2021.11.26

子宮頸がんワクチンについて

子宮頸がんは高リスク型のヒトパピローマウイルス(以下HPV)が性的接触によって子宮頸部に感染し、数年から数十年後に発症する癌です。20~40代の若い女性でも発症する癌で年間11,000人以上の方が発症し、約2,800人の ...続きを読む

2021.03.01

新型コロナウイルスワクチン

2月17日より新型コロナウイルスワクチンの接種が開始されました。接種順序はまず医療従事者、次に65歳以上の高齢者、続いて基礎疾患のある方や高齢者施設従事者、そして一般の方々の予定です。 日本では3種類のワクチンが予定され ...続きを読む

2020.10.16

インフルエンザワクチンの流通について

奈良県医師会 笠原仁   今回は、インフルエンザワクチンが作られる過程についてお話ししようと思います。 まず、そのシーズンにどんなインフルエンザが流行するかを予想するところから始まります。これは世界保健機構から ...続きを読む

2020.05.21

新型コロナウイルス感染症の行方

奈良県医師会 安東範明 ハーバード大学の研究チームは4月14日の科学誌「サイエンス」で、新型コロナウイルス感染症の流行は医療体制が現在と変わらず治療法やワクチンがない場合は2022年まで続く可能性があると予測しています。 ...続きを読む

2019.06.24

風疹検査を受けましょう

風疹は、感染後2―3週で、発熱、全身倦怠感、頭痛、咽頭痛、鼻汁、咳などの上気道炎症状、頚部リンパ節腫脹(しゅちょう)に引き続いて、小さな鮮紅色の丘疹(きゅうしん)が出現する疾患です。 通常は、発疹が2―3日で消失し、リン ...続きを読む

2013.07.08

結核

 結核は過去の病気と思っていませんか。確かに医療や生活水準の向上により、新たな患者数、死亡者数は共に激減しています。しかし、現在でも毎年、2万2千人以上の新たな患者が発生し、2千人以上の方が亡くなっています。結核は現代に ...続きを読む

2012.07.11

日本脳炎

日本脳炎は、蚊によって媒介される日本脳炎ウイルスが原因の脳炎で、発熱、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状がみられます。ウイルスに感染しても多くはこのような症状は出ませんが、一旦、脳炎を発症すると、対症療法以外に治療法はなく、 ...続きを読む

2012.07.11

麻疹の予防接種

麻疹(はしか)は、感染力の強いウイルス性の感染症で、人から人へ飛沫感染や空気感染で拡がっていきます。 典型的な場合は、10日程度の潜伏期のあと、発熱が3日ほど続き、咳など風邪の症状と結膜炎などの粘膜の症状を伴います。いっ ...続きを読む

2012.06.18

Hib(ヒブ)ワクチンを接種できます

へモフィリスインフルエンザb型菌(Hib)は、こどもの咽喉や鼻などに常在する細菌で、冬に流行する「インフルエンザウイルス」とは別のものです。何らかの原因で体内に侵入すると、髄膜炎や敗血症などの重篤な病気を引き起こします。 ...続きを読む