2024.07.29

外脛骨障害

外脛骨とは、足の内側、内くるぶしのやや下方に認める過剰骨(一部の人にある余分な骨)で、約15%の人に認められます。 多くの方は無症状ですが、その周囲で炎症や損傷を起こすと、痛みの原因になることがあります。急激で過度な運動 ...続きを読む

2024.05.13

腸育について

腸には食べ物を消化する働きだけではなく、脳とのかかわりや重要な免疫の役割があることが分かってきました。特に小腸は1億個もの神経細胞があると言われており、脳からの指令がなくても自分で判断して活動する力も備わっています。また ...続きを読む

2023.03.31

腰痛症

日差しも暖かくなり、コロナ禍の行動制限も緩和され、皆様も外に出られる機会が増えてこられたのではないでしょうか。寒い冬場よりも、春先の方が腰痛になられる方が多いのです。まずは柔軟体操、ストレッチから始めましょう。 また、季 ...続きを読む

2022.12.27

起立性調節障害

起立性調節障害(以下OD)は、思春期の子どもたちの約1割が発症すると言われる頻度の高い心身症の一つです。立っていると気持ちが悪くなる、朝起きにくい、少し歩くと動悸や息切れがする、食欲不振、全身倦怠感、頭痛、めまい、乗り物 ...続きを読む

2020.09.30

子どもの発達障がい/神経発達症

「発達障がい」という言葉は、日本ではまだ一般的に使われていますが、医学界では「神経発達症」と呼ばれます。障がいではなく、個性の延長である特性と考えられています。 赤ちゃんは、未知の世界を知るためにいろいろなものを見たり触 ...続きを読む

2020.04.02

小児の発達障がい

奈良県医師会 中矢雅治   日本では最近、「発達障がい」がメディアでも取りあげられることが多くなってきました。しかしながら発達障がいという言葉は、25年ほど前から徐々に世界では使われなくなってきました。日本では ...続きを読む

2018.11.01

弱視とこどもの眼鏡

弱視と言えばどのようなイメージですか? 視力の悪い人などでしょうか。病気の原因を問わず、視力が悪い状態を社会的弱視というのに対して、生後から6歳頃までの視力が発達する時期に、強い遠視などの原因で視力の発達が止まってしまっ ...続きを読む

2017.02.28

食物アレルギー

 体を外敵から守る仕組みを免疫と呼び、免疫が過剰にまたは間違った方向に働いて傷害が起こる事をアレルギーと言います。  食物アレルギーは食物中の蛋白質(たんぱくしつ)が原因で、アレルゲンと呼ばれ、患者数は年々増加しています ...続きを読む

2016.11.02

インフルエンザ

 インフルエンザの流行は、例年12月上旬から始まり、翌年の1~2月にピークを迎えます。  インフルエンザは、発病した人が咳やくしゃみをした時に、そのウイルスが飛び散って、それを他の人が吸い込むことにより感染します。また、 ...続きを読む

2012.06.18

Hib(ヒブ)ワクチンを接種できます

へモフィリスインフルエンザb型菌(Hib)は、こどもの咽喉や鼻などに常在する細菌で、冬に流行する「インフルエンザウイルス」とは別のものです。何らかの原因で体内に侵入すると、髄膜炎や敗血症などの重篤な病気を引き起こします。 ...続きを読む