2024.02.29
その咳止め、本当に必要ですか?
インフルエンザやコロナウイルス感染症の流行に伴い咳止め薬が不足し、ご希望どおり処方しにくい状態が続いています。でも、その咳止め本当に必要でしょうか? ウイルスが原因の上気道炎を広くカゼ症候群と呼び、ここでは単にカゼとしま ...続きを読む
2024.02.29
インフルエンザやコロナウイルス感染症の流行に伴い咳止め薬が不足し、ご希望どおり処方しにくい状態が続いています。でも、その咳止め本当に必要でしょうか? ウイルスが原因の上気道炎を広くカゼ症候群と呼び、ここでは単にカゼとしま ...続きを読む
2023.11.01
肝臓は沈黙の臓器と言われて、肝炎などの慢性の病気になっていても自覚症状が乏しいため、病気が進行してから診断されることが多く、早期発見、早期治療が難しい臓器です。 肝臓の病気の原因には、肝炎ウイルス、脂肪肝、薬物、アルコー ...続きを読む
2023.07.07
奈良県医師会 宇野健司 本年5月8日より、いよいよ「新型コロナウイルス感染症」は「5類に変更」となりました。この感染症では、ワクチンの接種で重症化が防げることがデータとして出るようになりました。 最近では多くのワクチンが ...続きを読む
2022.08.31
近年、山間部の過疎・高齢化で、森林環境が悪化したため、野生動物が増加し、その獣害が問題となっています。また野生動物から血を吸って生きているマダニ類も、春から秋にその活動範囲を身近な里山まで広げ、マダニに咬まれる人が増えて ...続きを読む
2021.03.01
2月17日より新型コロナウイルスワクチンの接種が開始されました。接種順序はまず医療従事者、次に65歳以上の高齢者、続いて基礎疾患のある方や高齢者施設従事者、そして一般の方々の予定です。 日本では3種類のワクチンが予定され ...続きを読む
2020.11.28
新型コロナウイルス感染症の検査については令和2年7月現在、日本ではPCR法、抗原検査、抗体検査の3つが厚労省によって認められています。この中で検査時点での感染を証明できるのが、PCR法と抗原検査となります。抗体検査は感染 ...続きを読む
2020.10.16
奈良県医師会 笠原仁 今回は、インフルエンザワクチンが作られる過程についてお話ししようと思います。 まず、そのシーズンにどんなインフルエンザが流行するかを予想するところから始まります。これは世界保健機構から ...続きを読む
2020.05.21
奈良県医師会 安東範明 ハーバード大学の研究チームは4月14日の科学誌「サイエンス」で、新型コロナウイルス感染症の流行は医療体制が現在と変わらず治療法やワクチンがない場合は2022年まで続く可能性があると予測しています。 ...続きを読む
2019.06.24
風疹は、感染後2―3週で、発熱、全身倦怠感、頭痛、咽頭痛、鼻汁、咳などの上気道炎症状、頚部リンパ節腫脹(しゅちょう)に引き続いて、小さな鮮紅色の丘疹(きゅうしん)が出現する疾患です。 通常は、発疹が2―3日で消失し、リン ...続きを読む
2018.12.01
関東圏の大学生を中心に、風しんの大流行が平成24年(報告数2386人)~25年(同1万4344人)にかけて発生したことを覚えているでしょうか? 平成30年8月頃より東京都・神奈川県・千葉県などで風しん患者が再度急増し、1 ...続きを読む
2016.08.03
結核は、結核菌が体の中に入り増えることで起こる感染症です。空気感染により人から人に伝染しますが、感染しても必ず発病するわけでなく、何十年も経ってから発病することもあります。医学の進歩により患者数は激減しましたが、未だに ...続きを読む
2016.06.27
ジカウイルス感染症(ジカ熱)は、流行地でジカウイルスを媒介(ばいかい)する蚊に刺されて感染しますが、昨年から今年にかけて中央および南アメリカ大陸やカリブ海地域を中心に流行地が急速に拡大しています。特に今年は、8月からブ ...続きを読む
2016.04.11
もの忘れの病気で典型的なものはアルツハイマー型認知症です。もの忘れが年単位でゆっくり進み発病時期がはっきりしないのが特徴です。ご家族にもの忘れはいつからですかと尋ねると「1年位前かしら」「いえ2年位前かも」と言われます ...続きを読む
2014.09.26
今年8月、国内でデング熱に感染した患者が報告され注目されています。海外(主に熱帯)で毎年300人程度の日本人が感染し、国内で発症している病気です。デングウイルスが蚊(か)を介してのみ感染し、人から人へは感染しません。発 ...続きを読む
2014.07.31
カンピロバクターという細菌によって引き起こされるカンピロバクター食中毒は、近年発生件数の最も多い食中毒であり、患者数でもノロウイルスに続いて2番目に多くなっています。 カンピロバクターは、ニワトリやウシ、ブタ等家畜の ...続きを読む
2014.05.30
マダニは、家庭内で食品等に発生するコナダニや、衣類や寝具に発生するヒョウヒダニなどのダニとは全く種類が違い、主に森林・草地だけに限らず、さらに市街地周辺等の屋外にも生息しています。また、マダニは、固い外皮( ...続きを読む
2012.07.18
肺炎は日本人の死因の第3位を占め、今でも毎年10万人以上の方が亡くなる恐ろしい病気です。肺炎で亡くなる方のほとんどは65歳以上の高齢者で、加齢に伴い免疫力が低下するうえに、高齢者では糖尿病や心疾患、慢性呼吸器疾患などを高 ...続きを読む
2012.07.11
幼児、学童でみられる軽い風邪症状の後に頬が赤くなるリンゴ病(伝染性紅斑)は、ヒトパルボウイルスB19の飛沫感染(※1)や接触感染(※2)によっておこります。流行する季節は春から夏とされます。 子供さんが感染しても、それほ ...続きを読む
2012.07.11
流行性耳下腺炎は、ムンプスウィルスの感染により起こる病気で、感染者の咳やくしゃみにより飛び散ったウイルスを吸い込むことなどで感染します。潜伏期間は20日前後で、かかりやすいのは2~7歳の子どもですが、この時期に感染しなけ ...続きを読む
2012.07.11
新型インフルエンザの感染が、今秋から冬にかけても増え続けると予想されています。 新型インフルエンザは、感染した人が咳やくしゃみをした時に、そのウイルスが飛び散って、それを他の人が吸い込むことにより感染します。また、感染し ...続きを読む